出版社内容情報
社員が変わる。会社が変わる。
その起点は「環境を変えて、自分と組織を見つめ直す時間」にある。
「いい人材がいない」「育てても辞めてしまう」――採用コストは上がり続け、現場は疲弊する。経営者や人事担当者が抱えるこの悩みは、いまや多くの企業に共通する課題です。しかも働く個人もまた、VUCAの時代と「人生100年時代」、そしてCOVID-19後のニューノーマルの中で、「どう生きるか」「どんなキャリアを築くか」という問いを抱えています。
本書が提案するのは、そうした行き詰まりを打開する手法としての「ワーケーション」。単なる「場所を変えたテレワーク」ではありません。いつものオフィスを離れ、非日常の環境で数日かけて自分自身と組織を深く見つめ直すことで、社員の自立性・自律性が内側から立ち上がり、同時に企業へのコミットメントも高まっていく。著者は人事労務・組織人材開発のコンサルタントとして、その現場で「人が変わる瞬間」「会社が変わり始める兆し」を幾度も見てきました。
舞台は山口県萩市。日本海の海岸美、雄大な火山地形と山並み、歴史ある街並みが、都心の情報量とスピードにさらされた思考をほどきます。さらに萩は、吉田松陰が生まれ育った地。松陰の思想に触れられる環境だからこそ、人は心の深いところで自分と対話し、「何のために働くのか」「どう在りたいのか」を改めて立て直すことができます。
萩でのワーケーションを、企業がどう設計し、どう実行し、どう成果につなげるのか。本書は、ワーケーションを「イベント」で終わらせず、人材育成・組織開発の仕組みとして根づかせるための視点とポイントをまとめた実践ガイドです。人材の課題に向き合う経営者・人事担当者へ。働き方に迷うビジネスパーソンへ。萩で、変革の一歩を踏み出してください。
【目次】
内容説明
萩市こそが研修型ワーケーションに最も適している。研修型ワーケーションが日本社会を活気づける。
目次
第1章 研修型ワーケーションが人材育成の最適解である理由(人材の悩みが尽きない理由と社会背景;ワーケーションの基本定義と分類 ほか)
第2章 萩市発!研修型ワーケーション企画・準備のロードマップ(研修型ワーケーションの目的と目標設定―未来を見つめ、結果を描く;企画とプログラム設計の具体例―萩の宝を存分に生かす ほか)
第3章 萩市で最適な研修型ワーケーション環境を見つける(移動手段とアクセス;萩で行う研修型ワーケーション三つのモデルプラン ほか)
第4章 研修型ワーケーションの未来と関係人口の育成戦略(研修型ワーケーションの効果の測定と評価フレームワーク;リコーに学ぶ実務フレームワーク ほか)
第5章 事例で学ぶ、企業が研修型ワーケーションで得た具体的な成果(萩でのワーケーション参加者インタビュー01 萩は日常を変える魔法の空間―エンタメサービス業 採用、教育、ダイバーシティ担当 小林さん;萩でのワーケーション参加者インタビュー02 現代のリーダーにこそ「立志」研修が必要―IT企業 特定社会保険労務士・シニアアドバイザー 西田さん ほか)
著者等紹介
田代英治[タシロエイジ]
1961年福岡県直方市生まれ。神戸大学経営学部卒。1985年、川崎汽船株式会社入社。営業部を経て1993年に人事部へ異動し、人事制度改革および教育体系の抜本的改革を推進。2005年に同社を退職。引き続き、同社の人事業務を業務委託契約で継続支援する一方、株式会社田代コンサルティングを設立し、人事労務・人材開発を中心に、中堅・中小企業から大手企業まで幅広く支援。労務管理、人事制度の設計・運用、人材育成に強みを持ち、豊富な実務経験に基づく「具体的で実現可能なコンンサルティング」を提供している。コロナ禍を経て、生まれ故郷への貢献意識の高まりから「サードキャリア」として始めた地方創生関連事業など新たな領域にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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