父たちのこと―一九四四年のクラスメイト

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父たちのこと―一九四四年のクラスメイト

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065441398
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報


そこには、私の知らない父の姿があった。
21歳、海軍経理学校の卒業後すぐに戦地に赴いた
父・阿部克巳が見た「戦争」とは何だったのか。

東大文学部教授の著者が
父親の手記をもとに書き起こした、
圧巻のノンフィクション!

4ヵ月間起居を共にしていた200人もの秋風乗員たちは、たまたま入れ代わりで別の船に乗艦した父の目の前で、一瞬のうちに火柱となって南シナ海に消えた。

「克巳は88歳で亡くなったが、その短いとは言えない生涯を、1年半ほどの軍隊での経験と、とくに艦上での数ヵ月の出来事を生き直すために費やしたようにも思える。その言葉をどう伝えるかあれこれ考えながら、自身の存在の小ささを思い知らされている。」(本書より)

【目次】
第一部 忘れ得ぬこと
 第一章 一九四四年八月 マニラ 虐殺事件の真相
 第二章 一九四四年一二月 マニラ 逃亡
 第三章 一九四四年一二月 マニラ フランクと大司教
第二部 新米主計官
 第四章 一九四四年六月 リンガ泊地 有賀艦長と転勤
 第五章 一九四四年八月 ミリ 父と会う
 第六章 一九四四年六月 ダバオ 秋風乗艦
 第七章 一九四四年一一月 ブルネイ 秋風と「美談」
第三部 オルモック輸送作戦
 第八章 一九四四年一二月 マニラ 最後の船団
 第九章 一九四四年一二月 オルモック 突入
 第一〇章 一九四四年一二月 マスバテ 総員退去
第四部 戦後に向けて
 第一一章 一九四四年九月 高雄 死と結婚

【装幀】
川名潤



【目次】

第一部 忘れ得ぬこと
 第一章 一九四四年八月 マニラ 虐殺事件の真相
 第二章 一九四四年一二月 マニラ 逃亡
 第三章 一九四四年一二月 マニラ フランクと大司教
第二部 新米主計官
 第四章 一九四四年六月 リンガ泊地 有賀艦長と転勤
 第五章 一九四四年八月 ミリ 父と会う
 第六章 一九四四年六月 ダバオ 秋風乗艦
 第七章 一九四四年一一月 ブルネイ 秋風と「美談」
第三部 オルモック輸送作戦
 第八章 一九四四年一二月 マニラ 最後の船団
 第九章 一九四四年一二月 オルモック 突入
 第一〇章 一九四四年一二月 マスバテ 総員退去
第四部 戦後に向けて
 第一一章 一九四四年九月 高雄 死と結婚

内容説明

4ヵ月間起居を共にしていた200人もの秋風乗員たちは、たまたま入れ代わりで別の船に乗艦した父の目の前で、一瞬のうちに火柱となって南シナ海に消えた―21歳、海軍経理学校の卒業後すぐに戦地に赴いた父・阿部克巳が見た「戦争」とは何だったのか。そこには、私の知らない父の姿があった。東大文学部教授の著者が父親の手記をもとに書き起こした圧巻のノンフィクション。

目次

第一部 忘れ得ぬこと(一九四四年八月マニラ 虐殺事件の真相;一九四四年一二月マニラ 逃亡;一九四四年一二月マニラ フランクと大司教)
第二部 新米主計官(一九四四年四月リンガ泊地 有賀艦長と転勤;一九四四年八月ミリ 父と会う;一九四四年六月ダパオ 秋風乗艦;一九四四年一一月ブルネイ 秋風と「美談」)
第三部 オルモック輸送作戦(一九四四年一二月マニラ 最後の船団;一九四四年一二月オルモック 突入;一九四四年一二月マステバ 総員退去)
第四部 戦後に向けて(一九四四年九月高雄 死と結婚)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

32
著者の父である克己氏が海軍経理学校を経て戦地に赴き少しのタイミングや人事によって生還し、戦後を生き抜くまでを記したノンフィクション。 まるで甲板上で隣で見ているかのような臨場感。多くの資料からたくさんの人の様子が具体的に浮かび上がってくる。 米軍の魚雷がみえる様子、空からの爆撃。艦隊が必死に速度を上げて蛇行し爆撃を避けようとしながら反撃する様子。 そして目の前であっけなく消える命の多さ。克己氏が総員退艦のために軍人勅諭などを身体につけて、燃料の浮く海を泳ぐ記述では、読む私も漂う石油臭さに辟易するほど。 2026/08/09

michi44

1
著者の父阿部克巳は海軍経理学校卒業後、主に事務方を職務とし、艦船での人や物資の配置輸送計画、日々の戦況記録等を任務としていた。また個人として日々目した事を詳細なメモにして残している。これがこの本の元になっている。海軍経理学校の存在も初めて知ったし、軍の中にその様な職務がある事も知りませんでした。克巳氏の偶然の積み重ねでの生還は、持ち帰った膨大な記録を子息である著者が世に出すことは大きな意味があると思う。戦後80年以上経った今歴史を顧みないような政治の風潮に、読者は自分の頭で考えなければならないと思う。 2026/07/24

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