出版社内容情報
「結婚しているのに、こんなに孤独なのは、私だけなのだろうか」
誰にも言えない違和感を抱えながら、日々をやり過ごしている既婚女性は、決して少なくありません。
夫婦関係、価値観のズレ、経済的不安、将来への迷い。
「妻として」「母として」役割を果たす一方で、ひとりの人間としての自分が、少しずつ見えなくなっていく――。
看護師として10年働き、結婚し、母となり、家族のために懸命に生きてきた著者。
しかし、努力しても埋まらない夫との距離、自信を失っていく日々の中で、「自分の人生がわからなくなる」感覚に陥ります。離婚したくてもできない。誰にも相談できない。
そんな行き場のない気持ちから、著者が始めたのは「逃げる」でも「我慢する」でもなく、同じ悩みを抱える人が安心して本音を語り合える居場所を、自分の手でつくることでした。
本書は、会員制コミュニティサービス「Healmate(ヒールメイト)」誕生の舞台裏を軸に、主婦だった一人の女性が、どのように課題を言語化し、失敗と改善を重ねてサービスを形にしていったのかを、率直に綴ります。そこで見えてきたのは、結婚という制度の中で置き去りにされがちな感情と、「自由」とは何かという問いでした。
誰かの期待や常識ではなく、「本当はどう生きたいのか」を自分に問い直し、選び直すための一冊です。
息苦しさを感じている人へ。そして、日常の違和感を起点に、小さくても自分の仕事をつくりたい人へ。人生をあきらめないための、静かな起業と再生の物語です。
【目次】
内容説明
結婚の中で、人生をあきらめないために。孤独な主婦だった私が「居場所」をつくるまでの物語。既婚者マッチングアプリ、創業から成功までの全記録。
目次
第1章 トンネルの先に光を求めて(スカートのレースを引きちぎるわんぱくな子ども時代;私の人格形成に大きな影響を与えた家族たち ほか)
第2章 現代を生きる既婚女性の「リアル」(離婚は減っているのに、「熟年離婚」だけは増えている;離婚したくてもできない―理由は「経済的な不安」と「子ども」 ほか)
第3章 「Healmate」(ヒールメイト)という名の新たな道(既婚者マッチングアプリでの経験と決意;アプリ開発会社を探していたなかでの奇跡の出会い ほか)
第4章 既婚女性が自分の人生を考え直すために(婚外恋愛の世界に踏み込むことへの葛藤はありましたか?どのように向き合ってきましたか?;婚外恋愛・不倫・セカンドパートナーは、どう違うのですか? ほか)
著者等紹介
磯野妙子[イソノタエコ]
レゾンデートル株式会社代表取締役社長。医療専門職として高度医療の現場に長年従事した後、結婚を機に退職。主婦として子育てに専念していたが、次第に夫婦関係が悪化し、精神的に追い詰められて「第二の人生」を模索。そのなかで既婚者専用マッチングサイトの存在を知る。しかし、利用者の心情への配慮に乏しい運営方針やサービス品質に強い違和感を覚え、「同じように苦悩を抱える人が、安心して本音を語り合い、支え合える場所をつくりたい」という思いから、未経験の領域で、しかも経営者経験や企業経験がゼロにもかかわらず自力で一からサービスを構想し、2022年に既婚者向けマッチングサービス「Healmate(ヒールメイト)」を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




