シュレディンガーの密室

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シュレディンガーの密室

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065440902
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


扉を開いた瞬間、二人の生死が確定するーー
「究極の選択」の物語(ミステリ)

21世紀本格の絶望。
ーー島田荘司

この書を先んじて推薦できることを至福に思う。「いいから、読みなさい」
ーー竹本健治

SF設定でない、現実世界の事件だからこそ真価を発揮する ”この”トリック、”この”動機――そして、このラスト。
ーー法月綸太郎

どんでん返しの果てに密室の扉が開く。そこに潜んでいた猫とは?
――麻耶雄嵩

災害映画(ディザスタームービー)のような危機と「密室」の混合。猛毒にご注意を。
ーー佐藤究

この密室を忘れられない。観測とは決断だと教えてくれたから。
ーー河村拓哉


ミステリとは――
生死を確定させる小説である。

腎臓移植用のドナーとして生育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。
突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。
結末を、”観測”せよ。


【担当編集コメント】
読んだ後に世界の見え方が変わる。編集者として、そういう本をつくりたいと思ってきました。新鋭・麻根重次がやってくれました。読む前の自分には戻れないーー至高の読書体験。「生」も「死」もすべては「密室」のなかに。さあ、“観測”をはじめましょう。
――亥(「メフィスト」編集長)



【目次】

内容説明

腎臓移植用のドナーとして成育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間、連続殺人。突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。結末を、観測せよ。ミステリとは―生死を確定させる小説である。

著者等紹介

麻根重次[アサネジュウジ]
1986年生まれ。信州大学大学院で進化生物学を専攻し、現在まで公務員として勤務。2023年、『赤の女王の殺人』で島田荘司選 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。奇想×本格ミステリの『千年のフーダニット』でミステリファンの話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲンタ

45
メフィストにて連載を読了してるので登録のみです2026/08/01

koma-inu

44
室外が毒ガスで囲まれた部屋に取り残された2人の女性、死んでいるかは開けて見るまで確定しない、シュレディンガーの猫状態。設定が独創的でゾクゾクとした想像力を掻き立てられる。さらに、研究所内で連続殺人が起き、孤立した部屋との関係性と絡み合う。サスペンスの設定は文句なしです。解決編は二転三転の推理があり、一つ目の解決が意外性あって1番好みでした。真の真相は、予想できるところもあり。あとがき以降の記載は、急に何だ??となりました😅シュレディンガーの猫に引っ張られ過ぎてしまった感じがして、ここは残念。2026/10/11

チャリー・コグコグ

36
初読みの作家。 誰が死に誰が生きるのか?決断ひとつでそれは容易にひっくり返る!シュレーディンガの密室。設定がいい。正統派のミステリーといえる。これミステリー好きは絶対読むべき本になるのだろ。連続殺人事件の犯人探しがおまけのように感じられるのはメイン問題が面白すぎるからね?ラストは想像の範囲内なのでどんでん返し物としては弱いけど、自分の命をかけて守りたいもの助けたいもの、実行できる人と実行できない人。さて自分はどっちだ?このあたりを考えるとさらに面白い。 2026/10/29

geshi

31
講談社編集部の『方舟』二匹目の泥鰌狙いが透けて見えるなぁ。密室の扉を開けると中にいる二人の生死が決まってしまう「シュレディンガーの密室」状況は読者を引っ張る力があり、二者択一を迫られる中で殺人事件まで起こって心理的な重圧がとんどん積み重なっていく。殺人事件が選択にも影響を与え状況が変化していくプロットはよく考えられていると思う。ガッカリしたは密室殺人のトリックが「これいる?」という代物なこと。命の価値の反転やフーダニットの詰めなど、ちゃんと整っているぶんオチの弱さが露呈している。2026/08/30

君塚

28
献本プレゼントのプルーフ本。いや面白かった。いいもん読んだ。生命に関するシビアな話を扱いながらキャッチーな設定とライトな文章でそこまで重くなりすぎず、っていうのは「一次元の挿し木」的なラインで受ける可能性があるのかなぁぐらいの途中までの感想だったけれど、それだけの作品ではなかった。ギミックはこんなもんかって感じだったし、大層なタイトルも若干滑ってるんじゃないか(失礼)と思っていた。終盤までは。強引に感じるロジックもあった気がしつつ、それも含めて力作。最後まで読む価値がある。2026/07/13

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