出版社内容情報

新宿区百人町の探偵・氷川凜(ひかわりん)。彼女のもとに、やくざに追われる女子高生が逃げ込んできた。兄の隼斗が暴力団事務所に火を放つ現場に居合わせ、その罪を着せられているという。隼斗は行方不明のまま。凜は幼なじみの元マル暴刑事・赤峰重樹(あかみねしげき)を呼び出すが、時を同じくして、河川で男性の頭部のみが見つかる連続死体遺棄事件が発生する。被害者たちの下唇の裏にはひし形の刺青が入っていた。
消えた隼人を追う凜と、猟奇殺人を追う赤峰。交わるはずのない事件は、やがて東京の裏社会を二分する巨大な抗争へと繋がっていく。絶体絶命の危機の中、幼なじみの二人が己の流儀を貫く。東京を舞台に放たれる、傑作ハードボイルド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
4
女探偵の氷川凛、元マル暴の赤峰。 凛の探偵事務所に来た高校生の新井瀬名。兄の新井隼人は筋ものらしく… 場面がよく変わり集中しきれないせいか、今どのシーンだっけ??となる事が多く、読み終えるのに時間かかった。 ラストでバタバタと展開するがなんかあっけなく終わってしまったような…2026/06/20
slice
2
メフィスト賞3作目。軽く読めるハードボイルドモノ……といういまいち訴求感のないジャンルの作品。物語としては『女王陛下〜』のような仕掛けの面白さはないものの、『大江戸フューチャーズ』よりは断然面白いので(あんなものを基準にしていいのか?)一安心。しかしハードボイルドモノとなると『ババヤガの夜』がどうしても浮かんでしまい、あれと比較するとソリッド感がなく話が駆け足気味でとっ散らかっていたというのが難点か。しかしこれがメフィスト賞というのは意外である(エンタメ的に弱いのでメフィスト賞感がない)。2026/06/23




