出版社内容情報
「私が女としての自分をどう引き受けるに至ったか」を書きました。ーー鈴木涼美
昭和と平成。不安定な時代を生きのびて、私たちは大人になった。
傷と愛おしさの結晶エッセイ。
【目次】
内容説明
昭和と平成―不安定な時代を生きのびて、私たちは大人になった。芥川賞候補作家・鈴木涼美が隠し持つ秘密の宝箱。あの頃の空気感が痛く懐かしい、居場所探しの自伝的エッセイ。
目次
乾いた粘土に咲いた花
ジュースに口紅
東洋のヤングマン
アリスの正体
マリア様のこころ
巨乳の人格
きみたち男の子
最後のファンタジア
プリティなウーマンで、且つ別の何か
五畳分の欲望
迷子の迷子の怖がり猫
ヤル女たちのいるところ
キティの訪問
お嫁にゆくときゃ誰とゆく
壁に額のあと
点数と二重線
宴もたけなわ
ちょっとした祭りのあと
となりのあの子
行くことのない場所
ハートを煎じる人
水曜日のウキブクロ
マルイ前で待って
かすんだ左目
スタジオで朝食を
著者等紹介
鈴木涼美[スズキスズミ]
1983年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。東京大学大学院修士課程修了。小説第1作『ギフテッド』が第167回芥川賞、第2作『グレイスレス』が第168回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
24
自分の人生を自分の意思で生きること。著者はこれを体現している。私学の小学校で「マリア様のこころ」などを歌い、シスターやクラスメートの「良き心からいずる偽善」に触れ また、父親のサバティカルで滞在したロンドンで、人間の感情は国籍は関係ないことを体得。ちょっと自分の子どもにもダブって見えてくる。年代は違うけど。平成の懐かしい空気と、あの頃から発生しはじめた多様なものの見方。それらが渦巻くなかで、自分の人生を歩んでいる著者は、文章を書くことでその視点を私たちに共有してくれている。 2026/07/01
小鳥
5
芥川賞候補作家のエッセイ。 小学生高学年に渡英した時のこと、高校生のブルセラ少女時代のこと。 過激だけど、斬新で、当時を懐かしむ彼女のできごとが刺激的で深く残った。 「ジュースに口紅」が好きだな。2026/07/01
黒子のバスケ
1
★★0.5☆☆2026/07/12
華奈
1
涼美さんの少女時代からAVデビューの頃までの自伝を短編形式て描く。ロンドンに家族で引っ越した日の話や現地校の不思議の国のアリス仮装の話はわたしの経験ともダブって共感。JK時代のパンツ売るショップの話はぎょっとする。今の時代、涼美さんの母校の制服でそんなことしたら大変だわ。2026/06/26
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