大江戸フューチャーズ

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065435076
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「徳川幕府、債務超過により倒産寸前」――。

八代将軍・徳川吉宗が直面したのは、理想論ばかりで数字の読めない老中たちと、膨れ上がった巨大な固定費。
この未曾有の経営危機を打開するため、戦国時代から暗躍する伝説の忍者集団を雇用する。

その名も「今猿(コンサル)」ーー。

「まず、大奥をリストラせよ」 彼らが突きつけるのは、感情を排した冷徹な「現状の見える化」と、現代ビジネスをも凌駕するロジックの数々。 七〇〇人規模の凄絶な人員削減 、不透明な年貢制度のインセンティブ設計 、そして市場を震撼させる「貨幣改鋳」というバズーカ。

守旧派や大名たちとの衝突を乗り越え、はたして吉宗は国家再生の悲願を成し遂げられるのか?

現代を生きる挑戦者たちに贈る、血湧き肉躍る吉宗の成長譚!



【目次】

内容説明

吉宗の前に立ちはだかる、巨額の固定費と、理想論ばかりの老中たち。吉宗は危機を打開するため忍者集団を雇用する。その名も今猿(コンサル)―ヒト・モノ・カネのプロフェッショナルだ。「まず大奥をリストラですね」見える化、コストカット、年貢のインセンティブ設計、貨幣改鋳、そして先物取引。大名やライバル忍者集団たちとの衝突を乗り越え、吉宗は国家再生を成し遂げられるのか?前代未聞の幕府再生小説、誕生!第67回メフィスト賞受賞作!

著者等紹介

稲葉大樹[イナバタイキ]
1977年生まれ、静岡県出身。早稲田大学大学院理工学研究科修了。『大江戸フューチャーズ』で第67回メフィスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かんらんしゃ🎡

26
元禄バブルがはじけて失われた20年。幕府は財政破綻、民は物価高で実質所得減。どっかで聞いた話だ。今の世をちくりと刺せる格好の舞台だったのにー。さすればこの本の読み処はなんだってぇと現代ビジネス用語を使っての政策会議か。大奥リストラ・コメ・金融と緊縮財政をすすめる。対して尾張宗春は規制緩和と経済の活性化だ。ケインズに先駆けること200年、恐慌時に財政出動して工・芸・祭を奨励した。芸どころ・モノづくり愛知の礎だ。信長が天下を取っていれば300年、宗春が将軍なら100年、日本は先に行っていたぞ。2026/05/30

keisuke

8
徳川吉宗が今猿(コンサル)を雇って幕府の経済状況改善に努める話。思い切り歴史小説に少し現代ぽい言動を入れるのかと思ったら、カタカナや現代言葉のオンパレード。町田康的な路線かと思ったけど、多分違う。「徳川家康が総理大臣になったら」的な小説の程をしたビジネス書、自己啓発書の小説割合高めな本だ。普段歴史小説読まないという人には読みやすくなるのかも。2026/05/22

slice

2
読了。2026年メフィスト賞2作目、とは思えないくらい酷い。『女王陛下に捧ぐ』はまだ構成の妙があり挑戦心があって興味深く読んだ部分もあったが、こちらはただ時代小説のなかでビジネス書をやるという、別段珍しくもない代物で、そのうえ時代小説としてもビジネス書としても面白みのあるそれではないという点がまずい。あと文章が粗すぎて読みにくい。後半の展開はそれなりに目を引くものもあったが、肝心の解決がかなり杜撰であるうえところどころのサムい笑いが尾を引いて真面目な顔をして読めなかった。2026/05/22

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