出版社内容情報
くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
「お風呂に入らなきゃ」と頭ではわかっているのに、入る覚悟が決まらない!
あなたに効く小説、ここにあります。
(執筆者一覧)
荒木あかね
有栖川有栖
一穂ミチ
上坂あゆ美
宇佐美まこと
小原晩
城戸川りょう
君嶋彼方
くどうれいん
こだま
新山(さや香)
砂原浩太朗
珠川こおり
はやみねかおる
日野瑛太郎
日向夏
松素めぐり
宮内悠介
宮田愛萌
桃野雑派
森見登美彦
山崎まゆみ
【目次】
内容説明
親子喧嘩の後、母の背中を流した夜(無力)、15年間お風呂に入らなかった女性が、宇宙に飛び立つ!(JISAI)、雨に凍えながら辿り着いた、クイズに解答しなければ入浴できない温泉宿(Q乃湯)、ある女性を迎えた銭湯「亀乃湯」の繁盛記(竜宮城)、就職面接の帰りに見つけたバラの花束の使い方(薔薇風呂の日々)など。家風呂、銭湯、温泉、果ては宇宙まで!?めくるめくお風呂小説&エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
137
お風呂に入るのが面倒くさい時ってあるよね。私が子供だった60年も前の頃、毎日なんて入らなかったなぁ(我が家だけ?)毎日こう暑いとやっぱりお風呂でさっぱりしたいし、シャワーより湯船につかりたい派だ。短編22話、どれもサクッと読めるがバラエティーに富んで楽しく読んだ。期待通りの砂原さんに、明るい宇佐美さん、やはりを感じた一穂さん、おっ!と日野さんに、夢の続きが気になった有栖川さん、れいんさんには薔薇風呂ってやったことある人多いのかな?(そこ?)風呂焚きが懐かしくて、はやみねさん。風呂掃除がなければby私(汗)2026/08/17
nonpono
78
2週間に1回くらい父と近くの温泉で日帰り入浴したり、炭酸浴に行く。たまに、家族で温泉旅行に行く。今回は「湯けむり文学」のアンソロジー。エッセイあり小説あり。お風呂になかなか入れない人のお話もある。わたしも冬は寒いから、つい、お風呂に入るのに勢いがいる。入っちゃえば気持ちいいんだが。温泉エッセイストの山崎まゆみさんの「傘寿のお祝いに「親孝行温泉」が印象に残った。母娘の葛藤も。まあ、やはりお友達でも一緒に温泉に入ると距離が縮まる気がする。俗に言う裸の付き合いになるのかな。あー、温泉に浸りたい。のんびりしたい。2026/10/17
Ikutan
76
お風呂をテーマにした小説やエッセイ22編。お気に入りは、姉妹のやり取りを描いた珠川さんの『モモと夏の香り』と母子を描いた小原さんの『無力』と友人関係を描いた松素さんの『でんぐりがえす』。何れも、心温まるお風呂場でのエピソードがいい。後半の展開に驚いたのは、はやみねさんの『風呂焚きの思い出』、日野さんの『そして誰も風呂に入らなくなった』。日向夏さんの『回復の泉』は切り口がユニーク。何れも、短いのであっという間に読めるので、隙間時間にもおすすめ。何と、一話ずつにカシワイさんの素敵なイラスト付き! 2026/08/14
machi☺︎︎゛
67
読んだら5分後にお風呂に入りたくなる22人の短編やエッセイ。初めての作家さんも多くてとても面白かった。一番好きなのは森見登美彦さんの「蘭奢待」。2026/08/10
chimako
65
22人のお風呂に関するショートショート。はじめましての方も多くて、バラエティーに富んだ短いお話はスキマ時間にぴったりだった。自身はお風呂が大好き。どんなに暑い日でもシャワーだけで済まそうとは思わない。温泉も銭湯もとても魅力的で旅行の時は「温泉旅館」を選びたい。温泉はなくても大浴場があるところを選びたい。ホテルの洗い場のないお風呂は入らないより良いけど、近くに銭湯や温泉施設があればそこに行く。何人かの方が書いているように、お水も燃料も手間もかかるお風呂だけど、清潔を保つだけのものではないよね。2026/08/03




