少女と毒

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少女と毒

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065430194
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

うつのみや賞&日本児童文学者協会受賞作家が挑んだ意欲作!

●『少女と毒』概要(対象:小学高学年以上)
絶望の淵で見つけた「居場所」は、甘い猛毒だった――。
「ここにいれば、ひとりじゃない」

地方の家庭で両親の諍いと破産に苦しみ、学校でも居場所を失った中学2年生の少女。
追い詰められた彼女は、たった7万円を握りしめ家出を決行し、夜の東京・新宿、歌舞伎町へとたどり着く。

ネットの噂を頼りに訪れたその街で、トー横キッズと呼ばれる、
自分と同じように居場所のない少年少女たちのコミュニティに引き込まれていく。

そこで出会ったのは、キツネ顔の年上の少女「キッツー」。
妹のように優しく接してくれる彼女に、少女は新しい名前をつけられる。

薬物(オーバードーズ)や犯罪へと誘う「毒友」キッツー。
優しい「新宿のママ」。絶望を抱えた子供たちが集う歌舞伎町で、少女は生きるために「猛毒」に手を染めるのか――。

現代の新宿を舞台に、家出少女の絶望と再生を描く、リアルストーリー。

●佐藤まどかの「消えたこどもたち」三部作
『少年と悪魔』(発売中)
『少女と毒』(2026年発売予定)
『ぼくたちはここにいる』(2026年発売予定)


【目次】

内容説明

地方の家庭で母親の無理解に苦しみ、学校でも居場所を失った中学2年生の少女。桃色蒼玉。追い詰められた少女は、7万円を握りしめ家出を決行し、夜の東京・新宿、歌舞伎町へとたどり着く。新しい名前を手に入れた少女は、生きるために「毒」に手を染めるのか―?

著者等紹介

佐藤まどか[サトウマドカ]
『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)など。イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

93
YA「消えた子どもたち」②トー横に集まる少女の話▽田中桃色蒼玉(たなかぴんくさふぁいや)は中学2年で絶望していた。父の会社が倒産し亡くなる。自由奔放な母は2週に1度しか帰ってこない。学校ではいじめられ友人もいない。自分の名前を捨てたくて、修学旅行費を握り締めてひとりで東京に家出した。ただ仲間が欲しかっただけだった。知り合ったキッツーに連れられベースと呼ばれる部屋に行き、少女は自分をAと名乗る。情緒不安定ながらAに「誰も信じるな」と忠告してくれるリカがいた▽一輝(いっき)がいてよかった。2026.5刊2026/07/18

もぐもぐ

42
母子家庭で母親が浪費家&ネグレクト。学校ではいじめられ登校拒否。人生変えるため、主人公の中学生は家出して新宿歌舞伎町のトー横へ。居場所のない子どもたち、そんな子どもたちに優しく近づき性搾取する大人たち、こんな場所が存在し続ける現実に気持ちがしんどくなるが、それ以前にトー横に向かわせてしまう大人たちの酷さを痛感させられる。主人公がとてもしっかりしていて救われたが、この本に書かれていることは本当に大きく根深い社会問題。同年代の子どもたちがこの本読んでどう感じるか感想を知りたい。 #NetGalleyJP2026/06/02

まる子

26
佐藤まどかさん「消えたこどもたち」三部作の2作目。1作目は父親から虐待を受ける居所不明中学生の『少年と悪魔』。今作は家出少女を扱い、トー横で生きる少女たちが描かれ、そのような場所なので信じていた友達(と呼べるのか?)や居場所を提供してくれたはずのママと呼ばれる大人からの裏切り。誰を信じていいのかわからない状況で、1作目の人物が登場した。3作目にはきっと今作のあの子が出てくるのでは?今作もズッシリとしっかり重い💦リアルストーリーだけあり、この状況で実際に手を差し伸べてくれる大人が存在する事を知ってほしい。2026/05/24

わむう

22
消えた子どもたち第2弾。父が亡くなり母からネグレトを受けている中学生の少女がトー横に行けば仲間が見つかると思い家出する。そこで出会ったツッキーに行き場がない少女のためのベースを紹介されるが、そこは闇社会の入り口だった。最後に第1弾の主役の一輝が登場します。2026/08/09

くま美

3
「消えた子どもたち3部作」の第二弾。桃色蒼玉(ピンクサファイア)は、この名前のせいでいじめにあい、親もネグレクト。その親から逃げるために家出をした先がトー横。そこで待っていたのは、少女を取り巻く闇社会。少女を救ったのは、『少年と悪魔』の一樹と花。つらい体験をしている二人だから、子どもたちに手を差し伸べてくれる。社会問題をテーマにしたリアルなYA本は、夏休みに中学生に読んでほしい。第三弾が待ち遠しい。2026/07/23

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