出版社内容情報
奇書『土葬の村』から5年!
日本に、最古の弔いの風習「風葬」が残っていた!!
琉球諸島に今も続く「風葬」や、
アイヌの「土葬」など伝統的な自然葬から、
1990年代に始まった「散骨、樹木葬」、
最近生まれたばかりの「循環葬」まで。
これは死後、土に還ることのできる葬地を訪ね、調査した、
弔いの記録である。
死んだら自然に還りたい!
【目次】
内容説明
この本は、日本の自然葬の代表的な葬地を訪ね、現状を聞き取り、ルポルタージュした弔いの記録である。沖縄の風葬、アイヌの土葬、一九九〇年代に始まった散骨、樹木葬。そして最後に、最近生まれたばかりの「循環葬」を取り上げた。土に還ることを主眼においたため、水葬や鳥葬は取り上げていない。今回、驚いたことの一つは、琉球諸島の島々に、風葬の風習が残っていたことである。
目次
第一章 今も残る風葬(粟国島へ;シマミシ(島見し) ほか)
第二章 アイヌの土葬(雪原のアイヌの墓標;ミカン箱の捨て子 ほか)
第三章 散骨の島 樹木葬の山(散骨;樹木葬)
第四章 新しい選択肢 循環葬(循環葬の森;土壌学者の見つけた最適埋葬法 ほか)
終章 うんこと死体の復権を!(自然への命の返し方;野たれ死にしたい ほか)
著者等紹介
高橋繁行[タカハシシゲユキ]
1954年、京都府生まれ。ルポライターとして葬式、笑い、科学、人物を主要テーマに取材・執筆。高橋葬祭研究所を主宰し、死と弔い関連の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
風葬、土葬の伝統的な自然葬から、90年代に始まった散骨、樹木葬、最近の循環葬までを取り上げ、死後土に還ることのできる葬地を訪ね調査した弔いの記録。沖縄の粟国島・与那国島で今も続く風葬の現場やアイヌの土葬も取り上げ、散骨や樹木葬、遺骨を土壌の栄養に変える最新の循環葬までを扱い、形骸化した樹木葬の現実や、孤独死・単身世帯が増える中で家族の墓から解放されたい人々の声も拾い、自然葬の還元には死を人生の一部として受け止める姿勢が感じられて、明治以降の衛生観念や仏教の影響で失われた多様な死生観には考えさせられました。2026/03/21
月をみるもの
11
とりあえず終章「うんこと死体の復権を」だけでも読むべし。現代文明が持続可能でないのは、生産者と消費者はいるが、分解者がいないからなのだ、、、ということに思い至る。関野さんが撮ったドキュメント映画も見てみなくては。。https://www.youtube.com/watch?v=4RBJFNnqvVU2026/03/30
てくてく
4
『土葬の村』の続編的な本で、前作同様に楽しく、また、自分の葬儀について考えつつ読了。沖縄の風葬、アイヌの土葬のルポタージュを通じて、死んだことを身内が実感することや遺体が自然に還ることの「自然さ」を感じ、1990年以降に始まった散骨(私の父も本人の願いによって一部散骨)や樹木葬の実態(オリジナルからほど遠くなったものもある)などを知った。2026/03/07
お抹茶
3
琉球に残る風葬やアイヌの土葬のルポルタージュと,最近広まった樹木葬や循環葬の様子を伝える。沖縄の離島では,遺書を棺桶に入れて墓所に安置して風葬し,三~四年後に棺桶を取り出して洗骨する。与那国では葬儀で牛や豚を屠り,供えるとともに参列者に振舞う習慣がある。アイヌの土葬は急速に消滅し,仏式の墓がほとんどになった。2026/04/01
たかぴ
3
風葬、洗骨、土葬、散骨、樹木葬など今も各地で行われている葬儀の形式を。最後の章は衝撃。2026/03/29
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