講談社文庫
いちえふ―福島第一原子力発電所労働記〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065428245
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0179

出版社内容情報

 


【目次】

内容説明

「暑い」「息苦しい」「鼻が痒い!」。東日本大震災後に始まった福島第一原発(通称「いちえふ」)の廃炉作業。実際に現場で働いてきた作業員である著者が、その目で見てきた「福島の現実」と「作業員の日常」を淡々と描く。国内だけでなく、大英博物館に展示されるなど国際的な評価も高い、傑作原発ルポ漫画。

目次

ご安全に!
収束していません
鼻が痒い
2011年のハローワーク
福島サマータイムブルース(前編)
福島サマータイムブルース(後編)
はじめての1F
原発無宿
劇団いちえふ
線量役者
N‐1経由1F行き

著者等紹介

竜田一人[タツタカズト]
神奈川県出身。大学卒業後、職を転々としながら、売れない漫画家としても活動。震災後、当時働いていた会社を辞し、被災地のためになる仕事に就くことを決意する。福島に限らず被害の大きかった宮城、岩手などの仕事も探したが、紆余曲折を経て福島第一原発で働くことに。半年ほど働いたところで、会社の定める年間被曝限度量に達したため、一旦、首都圏にある自宅に戻る。その後、見てきたものを漫画にしようと思い立ち、本作を発表。連載終了後もたびたび福島を訪れ、地域の人々と関わり続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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渋谷未紀

26
福島第一原発(1F)の「廃炉作業」に直接携わった元作業員(漫画家でもある)の漫画で気負って読み始めたが、警察もの・ナースものなどと同じ「実録・お仕事漫画」だった。 1ページ、1コマごとに現場の光景、内部の様子、装具装備品、どのように放射線量を測るかなどの現場の情報が盛り込まれていて、資料的な側面もあった。 コミカルにも描いている漫画ではあるけれど『1F作業員を虐げられた労働者、あるいは強靭なヒーローに仕立て上げる風潮に戸惑っている仲間は多い』の、作者の言葉が印象的だった。2026/04/17

zen-dai

7
東日本大震災から15年。正直、自分の中で風化しつつある感覚があったのですが偶然本屋さんで見つけて購入しました。福島第1原発で働く作業員の話なので震災の一つの側面ではあるが読めて良かった。2026/03/08

ひろし🙈🙊🙉

4
 原発内部での廃炉作業に興味があり購入したが、それは半分で、もう半分は、多層下請け構造による労働者残酷物語のようだ。現在の人手不足の原因でもあるのではないか?  本書が海外にも翻訳されて読まれていることに、恥ずかしさを覚える。2026/04/18

mikoto_oji

4
決して風化させていけないことは漫画や小説のほうが残しやすいのかもしれない。何が起きたのかを正確に伝え、未来に活かすためにも忘れてはいけないことだと思う。2026/02/19

fuku-fuku-fukui

3
本屋で見つけて、これは買わないといけないと思いました。2026/03/20

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