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出版社内容情報
これぞ、館ミステリ!
劇的な復活を果たした飛鳥部勝則の最新作は、「本格ミステリとしての新たな代表作」と自負する傑作!
封鎖館ーーそれは増改築を繰り返し無数の開かずの間を抱えた魔窟にして、妖しき殺人譚が伝わる怪奇の檻。
かつて芸術家たちが青春を謳歌した狂騒の館は、令和に至り新たな流血を求めた。
密室での顔面切断死体の発生から殺人は連続し、僻地に隔離された館は再び狂騒に満ちる。
芸術に身をやつす者たちの狂気の坩堝から、昭和、平成、令和を超えてついに示される「封鎖館の魔」の姿とはーー!?
装丁:Veia
【目次】
内容説明
封鎖館―それは増改築を繰り返し無数の開かずの間を抱えた魔窟にして、妖しき殺人譚が伝わる怪奇の檻。かつて芸術家たちが青春を謳歌した狂騒の館は、令和に至り新たな流血を求めた。密室での顔面切断死体の発生から殺人は連続し、僻地に隔離された館は再び狂騒に満ちる。芸術に身をやつす者たちの狂気の坩堝から、昭和、平成、令和を超えてついに示される”封鎖館の魔”の姿とは―!?
著者等紹介
飛鳥部勝則[アスカベカツノリ]
ミステリ作家。1964年、新潟県生まれ。第9回鮎川哲也賞を受賞し、1998年に『殉教カテリナ車輪』(東京創元社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
78
相変わらずアクロバティクでトリッキー、鬼畜さ全開の飛鳥部流・館ミステリ。平成と令和の事件が交互に描かれラストで全てが明らかになる構成は前作と同じ。増改築が繰り返され、無数の開かずの間を有する不気味な館「封鎖館」顔を刀で削がれた死体、開かれた部屋で餓死する女性、密室からの消失と幽霊…。妖しき魔窟で繰り返される血みどろの饗宴は怪奇趣味満点。天才画家、館真一をめぐるエキセントリックな人々と変人揃いの芸術家たちの勝手極まるドタバタ劇はもはやコミカル。狂気で味付けした濃厚なごった煮ミステリにまんまとやられた1冊。2026/05/05
nobby
68
大満足の一冊!だって飛鳥部さんの館モノだよ!見取り図あり現場やトリック図解もありなんてたまらない!登場人物紹介頁からもう意味深や怪しさ満載!昭和・平成・令和と時代を跨ぎ重なる数々の事件を追うのにワクワク!もちろんエロもグロも純愛も(笑)実質的な読者への挑戦がフェアにされてからの豹変や二転三転は圧倒的!それにしても、あんな芸術家故の大仕掛けトリックをどうやって思いつくのか!?ちゃんと真犯人の導きへと貼られた伏線は絵画素人な自分が気付くのは無理だろうけど…嗚呼、これからも新作読めるであろうことが本当に嬉しい♬2026/06/05
aquamarine
57
10年ぶりに手にした飛鳥部作品。がっつり本格だった。増改築を繰り返し開かずの間をいくつも抱える魔窟のような封鎖館。過去には顔面を削ぎ落される殺人や鍵のかかっていない部屋での餓死など不可思議な死が伝わる。過去と現在が交互に描写されるが想像以上に読みやすい。館の見取り図に驚き、芸術家たちの描写に油彩をされる飛鳥部さんらしさを感じた。想像しなかったトリックも仕掛けられていて、ちゃんとはられていた伏線に驚く。探偵・妹尾悠二の第三弾だが読んでいなくても問題なかった。万人に受けるものではないだろうが私は好き。2026/05/28
オフィーリア
55
開かずの間だらけの嫌な館を舞台にした本格。異常者だらけの登場人物に密室での画面切断や出入り自由の状況下での餓死等魅力的な謎達。何時もの暴力と破壊のカタルシスは無いものの、だからこそロジックに重きを置いた豪快なトリックやぶっ飛んだホワイダニットが光る。良かったです。2026/04/24
オーウェン
52
封鎖館ということで、館が強調されているのは本格ミステリの系譜に連なっているからに他ならない。 封鎖館で起きた6つの事件。 異様なものから、密室殺人や、顔を切り落とされての殺人など多種多様。 特に館自体の仕掛けや、顔を切り取るという殺人のトリックが中々に凝っていて楽しめる。 動機を含めた犯人当ても難しかった。2026/05/05




