出版社内容情報
左利きの人は、右利きの人とは「脳の仕組み」そのものが異なり、周囲とは違った感性や独自のものの見方を持ち、生き方にも独特の傾向がある――著者はそう説いています。
右利きの人は、文字を書くときに左脳で手を動かしながら、同じ左脳で言語処理も行っています。
一方、左利きの人は右脳で手を動かしながら、反対側の左脳で言葉を処理しています。
つまり、左利きの人は自然と左右両方の脳を使う機会が多く、その結果として脳全体が活性化し、人とは異なる発想や感覚が生まれやすいのではないか――と著者は推察します。
もしそうであるなら、右利きの人も左手を意識的に使うことで、普段あまり刺激されない右脳を活性化でき、発想力や集中力など、さまざまな能力の向上が期待できるはずです。
「利き手ではない方を使うと脳が活性化する」という話を一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。
本書はまさにその考えをもとに、右利きの人が左手を意識的に使うことで、記憶力や認知力を高め、さらには認知症予防にもつなげていくための実践的な“脳トレーニング帳”です。
【目次】
はじめに
脳番地とは
日常の生活でのトレーニング
左手を使ってトレーニング
まちがいさがし
図を左手でなぞる
カタカナを左手でかく
ひらがなを左手でかく
小学一年で習う漢字を左手でかく
難しい漢字を左手でかく
小説を左手でなぞる~草枕
随筆を左手でなぞる~方丈記
左手で写仏
左手でぬり絵
左手で写経
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- 電子書籍
- みいちゃんと山田さん 分冊版(27)



