出版社内容情報
夫を喪くし、人生を終おうという歳。
妻でも母でも祖母でもなく、
老いた今こそ「自分」を咲かせる
高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめた、たったひとりのおなご――
野村望東尼(ぼうとうに)を活写する傑作時代長編!
「わしら同志じゃけぇな。同志ん中でも、最上の同志じゃけぇ」
開国から維新へと向かう幕末の動乱機。
筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し「望東尼」という名を授かる。
不甲斐ない息子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京都に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。
勤王の志士と語らい、内にある政(まつりごと)への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える
高杉晋作との出会いが訪れる。
きみがなき あとよりかれし秋草は 生きかへりきて 花さへぞさく
【目次】
内容説明
開国から維新へと向かう幕末の動乱期。筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し望東尼という名を授かる。不甲斐ない孫・子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。勤王の志士と語らい、内にある政への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える高杉晋作との出会いが訪れる。高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめたたったひとりのおなご―野村望東尼を活写する傑作時代長編!
著者等紹介
木内昇[キウチノボリ]
1967年生まれ。東京都出身。出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌「Spotting」を創刊。2004年、『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。2009年、『茗荷谷の猫』が話題となり早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞を受賞。2011年、『漂砂のうたう』で直木賞を受賞。2014年、『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞。2025年『雪夢往来』で大佛次郎賞・中山義秀文学賞、『奇のくに風土記』で泉鏡花文学賞、『惣十郎浮世始末』で舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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