出版社内容情報
俺は蝦夷へ行く。
飛騨にも負けん、この檜のような木が、
まさに山とある大陸じゃ――。
故郷の山を失った若き杣は、北の大地に光を見出す。
『まいまいつぶろ』の著者が清新な筆致で紡ぐ、
実在の材木商「飛騨屋」四代、百年の物語。
木を伐れば、同じだけ苗を植える。
杣の稼ぎはすべて、山からの授かりもの――。
武川久兵衛は、若くも腕利きの杣(木こり)。飛騨国下呂で豊かな木々に囲まれ生きていた。だが突如として、飛騨の山は幕府に召し上げられ、天領とされてしまう。自由に木を伐ることができなくなった久兵衛は江戸へ向かった。深川の材木商で働き才覚を認められると、蝦夷へ渡り「飛騨屋」を興す。故郷から仲間を呼び寄せ、厳しい自然に立ち向かう久兵衛。夷仁たちの信も得て、広大な森を伐り拓いていく――。
妻と支え合い、夢を追った「飛騨屋」の主たちの生涯を描く感動作!
【目次】
内容説明
武川久兵衛は、若くも腕利きの杣。飛驒国下呂で豊かな木々に囲まれ生きていた。だが突如として、飛驒の山は幕府に召し上げられ、天領とされてしまう。自由に木を伐ることができなくなった久兵衛は江戸へ向かった。深川の材木商で働き才覚を認められると、蝦夷へ渡り「飛驒屋」を興す。故郷から仲間を呼び寄せ、厳しい自然に立ち向かう久兵衛。夷仁たちの信も得て、広大な森を伐り拓いていく―。妻と支え合い、夢を追った「飛驒屋」の主たちの生涯を描く感動作!
著者等紹介
村木嵐[ムラキラン]
1967年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、1995年から司馬遼太郎家の家事手伝いとなる。後に司馬氏夫人の福田みどり氏の個人秘書に。2010年『マリガリータ』で松本清張賞受賞。2023年『まいまいつぶろ』が直木賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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