講談社文庫<br> 一線の湖

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講談社文庫
一線の湖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065422717
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語

水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。
描くのは「命」。

20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾!

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。
大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。
卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。
千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。
そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。
子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。
そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。

墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必至の青春小説!



【目次】

内容説明

湖山賞をかけて千瑛と競い合った展覧会から2年。水墨画の世界で生きていくか、別の道をゆくか。霜介は思い悩んでいた。そんな折に亡き母が勤めていた小学校から水墨画の講師の依頼を受ける。己の過去と未来に向き合い、霜介が見つけた答えとは。映画化もされたベストセラー『線は、僕を描く』感動続編!

著者等紹介

砥上裕將[トガミヒロマサ]
1984年生まれ。福岡県出身。水墨画家。『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みんとあめ

39
湖山賞をかけて競い合った展覧会から2年。青山霜介は水墨画の世界で生きていくか、別の道をゆくか悩む。水墨画の世界で生きてきた時間がある分、難しく感じる描写もあったが、青山くんの心の葛藤は伝わってくる。亡くなった母親が勤めていた小学校で、水墨画の講師として子供たちと向き合い、母の思いに触れ、苦しみながらも進む姿、彼が出会った人たちとのやり取りに何度も涙が溢れた。縛りつけず、余計なものを取っ払って、ありのままの心で見ていけたらと思う。青山くんが見つけた答え、応援する。もう一度彼に会えて良かった。2026/01/13

よっち

27
ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年。大学3年生になった青山霜介が卒業後、水墨の世界で生きるのかそれとも別の生き方を見つけるのか思い悩む第2弾。水墨画界の若き至宝として活躍する千瑛に対し、優柔不断で抜擢された機会でも失敗して、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせる霜介。行き詰まる状況で、兄弟子に代わり教えることになった小学生相手の水墨画で繋がる思わぬ縁があって、師匠・篠田湖山が霜介に託されたものもあって、たくさんの人との関わり合いから大切なことを見出してゆく展開には心揺さぶられました。2025/12/12

ゆずぽん

26
千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年がたち霜介は大学3年、水墨の世界か・別の生き方を見つけるのか進路に悩んでいた・・・水墨画への向き合い方への理解はなかなか難しいものがありましたが、メンヘラの霜介が再生、成長していく姿がとても良かった。読みながらあぁ、この絵が見たいと何回も思った。余韻が残る読後です。揮毫会あったら見に行きたいなぁ2026/05/26

やま

11
前作から2年後、大学卒業後の進路に悩み、水墨画家としての挫折を味わう主人公。亡き母の勤務先での経験、筆から離れ山里での生活から未来を模索していく成長物語。「やってみる」が印象に残った。2026/01/31

huraki

9
前作の展覧会から二年。将来の進路について悩む霜介は亡き母が勤めていた小学校に水墨画の講師としての依頼を受ける。自身の過去と向き合うことで、見えてくる景色。それぞれの想いを繋ぎ、伝え続けるために未来を力強く描いていく。霜介の選択と繊細な情景描写に胸を打たれた。2026/01/31

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