出版社内容情報
ミステリ漫画の名手が「イマイチ」の謎を解き明かす!
「悪くはないのだけれど」ーークリエイターならば一度は耳にして、誰もがトラウマになる言葉。『Q・E・D・証明終了』シリーズをはじめとするミステリ漫画の数々の傑作を生み出し続ける著者は、「イマイチ」を「1 本人は自覚できない。2 どこかで見たことがある。3 出来は悪くない。」という要素に分解し、脳科学の知見に照らして大胆にその謎を解く。本書は、「イマイチ」を克服すべき課題とするだけでなく、時には味方につけるべき「プロトタイプ」として見つめ直し、作品を決定的に面白くする「好き」を諦めずに、分かりやすさと面白さを兼ね備えた創作をするためのエッセンスである!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに なぜ「悪くないのに」心には響かないのか?ーー創作現場に現れる「イマイチ」の謎を解く
「イマイチ」という迷宮
この本について
第1章 「イマイチ」発生のメカニズム
第2章 「イマイチ」だけではないーー「プロトタイプ」が果たすもう一つの役割
第3章 「イマイチ」を超えるために
おわりにーー「イマイチ」を超えて、自分だけの創作へ
【目次】
内容説明
「悪くはないのだけれど」―クリエイターならば一度は耳にして、誰もがトラウマになる言葉。『Q・E・D・証明終了』シリーズをはじめとするミステリ漫画の数々の傑作を生み出し続ける著者は、「イマイチ」を「1 本人は自覚できない。2 どこかで見たことがある。3 出来は悪くない。」という要素に分解し、脳科学の知見に照らして大胆にその謎を解く。本書は、「イマイチ」を克服すべき課題とするだけでなく、時には味方につけるべき「プロトタイプ」として見つめ直し、作品を決定的に面白くする「好き」を諦めずに、分かりやすさと面白さを兼ね備えた創作をするためのエッセンスである!
目次
第1章 「イマイチ」発生のメカニズム(イマイチとは何か?その正体と三つの謎;映画『インサイド・ヘッド』での謎のシーン;人間の脳に刻まれた「設計思想」としての三原則 ほか)
第2章 「イマイチ」だけではない―「プロトタイプ」が果たすもう一つの役割(なぜ『ブラック・ジャック』はこんなにも面白いのか?;絵の中にある情報量;日本画の省略美―線が伝えるもの ほか)
第3章 「イマイチ」を超えるために(どこに向かって旅をするのか;「面白い」には二つの顔がある;SNSという実験場―バズに見る「面白さ」の発生条件 ほか)
著者等紹介
加藤元浩[カトウモトヒロ]
漫画家。滋賀県生まれ。ミステリ漫画『Q・E・D・証明終了』シリーズ(講談社)を連載中。また、ミステリ小説『捕まえたもん勝ち!』シリーズ(全3巻・講談社)も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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