出版社内容情報
特別支援学級の子が冒険物語の主人公に!
カエルに変えられてしまったクラスメートのみんなを助けるために、
悪い魔女と謎々対決!
魔法、なぞなぞ、クイズ……
こどもたちの大好きがつまった楽しい小学校ファンタジー。
《誰もがヒーローになれるって、知ってた?》
くすのき学級 の男の子が、知恵と勇気と友情で悪い魔女に立ち向かう!
笑って、ドキドキして、最後にはスカッと胸が熱くなる、新しい冒険のはじまり……。
「ですからハルは、ふだんは、みんなとちがうところで勉強をしています。
くすのき学級というクラスです。
のぞいてみたら、すぐにわかります。
黒板の上、かべのところに、【くすのき】と書かれたプレートがかかっているからです。」ーー本文より。
重度の知的障害を持つ女の子の一人称で描かれた『たぶんみんなは知らないこと』が話題となり野間児童文芸賞受賞のほか、『ふたり』が青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『香菜とななつの秘密』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれるなど、特別支援学校で長く現役教師をつとめながら児童文学作家としても活躍する、福田隆浩氏作。
★この物語では、特別支援学級に通う少年が、「主人公」となって、知恵と勇気で困難に立ち向かいます。これまで「脇役」とされがちだった子どもたちの魅力を、真正面から描きたいと思いました。誰もがもつ個性の素晴らしさと、その可能性を信じる気持ちを、読者の心に届けられたらと願っています。ーー福田隆浩
【目次】
内容説明
くすのき学級の男の子が、知恵と勇気と友情で悪い魔女に立ち向かう!笑って、ドキドキして、最後にはスカッと胸が熱くなる、新しい冒険のはじまり…。
著者等紹介
ふくだたかひろ[フクダタカヒロ]
長崎県の特別しえん学校で長く先生をしながら、【福田隆浩】として物語を書き続ける。2022年『たぶんみんなは知らないこと』(講談社)で野間児童文芸賞を受賞
田中六大[タナカロクダイ]
1980年東京都生まれ。児童書の挿画に「日曜日」シリーズ(村上しいこ・作/講談社)、『ひみつのきもちぎんこう』(ふじもとみさと・作/金の星社)、絵本に『うどん対ラーメン』(講談社)、『おすしがすきすぎて』(サトシン・作/Gakken)、『よるのやおやさん』(穂高順也・作/文渓堂)、漫画に『ラッタくんとかみやまくん』(ポプラ社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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