出版社内容情報
藩主一族の警護を担う馬廻衆。雨城藩にはさらに藩主の子女を守る別式女が設けられていた。双方の筆頭対決とは──書下ろし時代小説!(仮)
【目次】
内容説明
雨城藩では馬廻役は藩主一族の警護を、別式女は藩主の子女の警護を担う。そんなライバル関係にある馬廻役筆頭の村野小平太から、巴は彼の役宅に招待される。しかも、夫の音次郎や息子の誠之助、父・源蔵もいっしょに。その上、音次郎は、当日の手土産に料理を持参することに…。大人気書下ろし時代小説!
著者等紹介
三國青葉[ミクニアオバ]
神戸市出身、お茶の水女子大学大学院理学研究科修士課程修了。2012年「朝の容花」で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。『かおばな憑依帖』と改題しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小梅さん。
9
今回も楽しかった。 中でも誠之助の人たらしぶりは最高! 小雪を、ひいては小平太までをもなんだもの。 あちこちで噂になるのも無理はないw で、小平太って結局はどういう人なんだ、というねw 今後の動きが楽しみ。 由利姫と斉幸の話も好き。よかった、本当によかった。 もっとも、女性をのけものにしての企てはいただけないと私も思う。 しかし、音次郎、だめじゃん! 巴にあんなに心配かけちゃいかん。 他シリーズの話が出てくるのも楽しい。 同じ世界線のお話なのね。いつか、もっとがっつりつながってくれることに期待。2025/10/24




