講談社現代新書<br> 秀吉を天下人にした男 羽柴秀長―大大名との外交と領国統治

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講談社現代新書
秀吉を天下人にした男 羽柴秀長―大大名との外交と領国統治

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065410745
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

この一冊で、大河ドラマ『豊臣兄弟!』がもっと面白くなる!

もし、この弟がいなかったら?
旧織田勢力と外様大大名を統合し、羽柴政権の中核を担った「補佐役」。
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』の時代考証が明かす、おどろきの政治手腕とは?

秀吉唯一の実弟にして名代。
秀長は、外様大大名をどのように「指南」し、首都大坂近郊の領国をいかに統治したか。
徹底的に蒐集した史料をもとに、これまでほとんど知られていなかった、その実像に迫る!

【本書より】
あらためて秀長が果たした役割をみてみると、その大きさに驚かざるをえない。まさに秀長がいたからこそ、秀吉の「天下一統」は実現されたとしか思えなくなる。秀吉も一代で天下人に成り上がるほど有能な人物であったとみなされるが、それを支えた秀長も、相当に有能な人物であったことが認識される。何よりも秀吉の指示・意向を、見事に実現する能力は、他に取って代わることのできないものといえ、秀長がいたからこそ、秀吉は一代で「天下一統」を遂げ得た、と思わざるをえない。
それだけに秀長の死去は、政権にとって惜しまれる事態であったに違いない。よく一般的に、秀長が早くに死去しなかったなら、羽柴政権の行く末も変わったであろう、といわれることがあるが、いま秀長が政権において果たしてきた役割の大きさとその内容を把握できたうえでみてみると、それはその通りであったと思わざるをえない。秀長の死後、その代わりを担った存在はみられていない。なかでも、外様大大名への「指南」、奉行衆に対する調停、秀吉への意見、といった内容について、秀長のようにすべてを担った存在はみられていない。――「おわりに」より




【目次】

内容説明

秀吉唯一の実弟にして名代。秀長は、外様大大名をどのように「指南」し、首都大坂近郊の領国をいかに統治したか。徹底的に蒐集した史料から浮かび上がってきた、その政治的力量とは?

目次

第一章 織田信雄・徳川家康との交流と接待
第二章 毛利家・長宗我部家との交流と接待
第三章 大友家・島津家との交流と接待
第四章 秀長の紀伊・和泉支配
第五章 秀長の大和支配
第六章 秀長の政治手腕と秀吉政権

著者等紹介

黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかし

0
秀長が織田家、徳川家、毛利家などの大名との外交を勤めていたということで、各大名家と秀長のつながりを中心にして描いていく。そんな外交部分に特化してるため、秀長の人となりとか、どういう経緯で秀吉に仕えたか、どうして外交担当になったのか、誰から処世術を学んだのかについて言及はほぼない。最終章でようやく人となりが語られるのだが、冒頭くらいでやってほしかったものだなぁ…。そして、著者は何度も秀長がいなければ秀吉の天下統一はなかった、というが過大評価しすぎじゃないですかね。そんな脆弱な組織じゃなかろうよ。2025/10/13

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