出版社内容情報
本書は、志を遂げぬままこの世を去った担当編集■■■■の”強い希望”を受け、遺された者により刊行させていただきました。
【寄稿作家】
梨
朝倉宏景
和田正雪
八方鈴斗
尾八原ジュージ
贈り物のような顔をして、■■は私のもとへとやってきました。
【目次】
内容説明
「見えない人生がよかった」霊感を持つ人たちは口を揃えてそう言います。では、もし霊感を他人に悪意を持って受け渡すことができたら…?ホラー小説の最前線を走る作家たちが描く「霊感の譲り方」をどうぞお楽しみください。あなたにも届きますよう。(収録作家:梨/朝倉宏景/和田正雪/八方鈴斗/尾八原ジュージ)本書は、逝去した担当編者■■■■の遺志により刊行しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みっち
9
どの短編も好み。 私は譲られたくはないけれど、譲られる人の話は好きみたい。2025/09/17
きょん
5
うわぁーこれイヤな本だったなぁー。全部怖くて全部イヤ。いろんなものを譲られる話なんだけど、全部救いがない。死ぬより怖くてツラい。そして最後のコレ、なんなの、、、2025/09/27
ゆん
1
霊が見える体質、悪意とともにお譲りします。悪意を持った霊感の譲り方についての短編小説。自分の知らないうちに譲られている悪意と霊感、そして言葉に出来ない嫌な感じ。そして何かがじわじわとやって来る恐怖。読了した私は何ももらってないはず…。2025/09/20
彼方から
1
霊感を譲るというテーマの短編集。尾八原ジュージの作品が個人的には一番良かった。朝倉宏景、和田正雪、八方鈴斗は骨格が同じ、ストレートなものだっただけれどそれぞれちゃんと肉付けされている。梨のはちゃんと捻ってあってなかなか面白い。2025/09/20
杜杜
0
紙で購入2025/09/23