出版社内容情報
天海祐希と松下洸平が出演した連続ドラマ原作のシリーズ第2弾。
不祥事で弁護士資格を失った上水流涼子は、IQ140でめちゃくちゃアタマのキレる
貴山伸彦をアシスタントにして探偵エージェンシーを運営する。
涼子のモットーは「殺しと傷害以外はどんな依頼も引き受ける」
本日も「あり得ない」依頼が舞い込む。
・物理的にあり得ない 依頼主が中身を教えない不明の積み荷乗せたクルマの捜索を頼まれる。
・倫理的にあり得ない 別れた元夫から息子の親権を取り戻して欲しいという女性だが。
・立場的にあり得ない 情報を融通し合っている所轄の刑事が摂食障害になった女子大学生を助けて欲しいと。
【目次】
内容説明
元弁護士の上水流涼子が営む探偵事務所には、あり得ない依頼が持ち込まれる。優秀な頭脳を持つ助手・貴山とともに、怪しげな積み荷を運ぶ車を捜索すれば、想定外の事態にぶつかり、また息子の親権をめぐって争う元夫婦を調査すると…。ややこしくなるトラブルを涼子の知略と貴山のロジックで解決する爽快エンタメ。
著者等紹介
柚月裕子[ユヅキユウコ]
1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。2013年に『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年に『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
テリトリーM
6
第2弾。殺しと傷害以外受け付ける「上水流エージェンシー」涼子と貴山が今回もありえない依頼を解決する。お金にならないけど事務所は、回ってる。2025/10/23
コニタン
6
カラカルと言う猫が気になって調べました。耳が気持ち悪いなぁ~。小説は退屈せずに、あっという間に読み終わりました。2025/10/16
ブランノワール
3
ドラマも見てました。面白かったです。好きなシリーズです2025/10/24
RRR
2
シリーズ二作目です。 貴山の思ってもみなかった一面に、シリーズに奥行きが出ているように感じました。貴山の人間を嫌うという心情は自分、理解できます。だって、人間て、基本的に利己主義だから。一番印象に残った話が、最後に収録されている物語。柚月さんの性的少数者に関する考えが垣間見れて良かったです。2025/10/26
よしかず
1
ドラマは見てないけど、上水流涼子は天海祐希のイメージで読んでた😅 貴山は誰が演じたのか知らないので······😔 殺人事件もなく緊迫したシーンもないけど、これはこれでアリかな。2025/10/25




