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出版社内容情報
門馬太郎は「奇跡の40代」と言われる42歳。
女子大で憲法学を教えながら独身を貫く彼は
10代の頃自分を抱いた女(ひと)・怜への初恋を断ち切れず
既婚者の彼女と、今も体だけの関係が続いている。
賃貸トラブルで困っていた元カノの聡子とその子供たちを
一時的に家に向かい入れた太郎。
しかしその事実は「元カノと結婚間近」という形で怜の耳にも届く――。
一方太郎に密かに心を寄せる元学生・清香は
家が決めた婚約者との結婚が迫っていた。
しかし母親が何か大きな隠し事をしているようで…?
終わりにできない初恋に囚われる大人たちの
”非合法”かもしれない、恋愛群像劇
目が離せないクライマックス!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
初恋の呪縛。しかしそれは、初めての恋ゆえなのか。他の原因があるのではないか。恋は純粋なもの(しかも、それが初恋ともなれば)と人は思いがちだし、そう信じたいものだ。恋ゆえに、と信じることで人は救われているのかもしれない。「他人から見て不幸でも その人は幸せかもよ?」であるならば、人はもっと自由でいていいはずだ。とはいえ、あえて不自由さを選ぶのもまた、人ゆえなのだろう。初恋に囚われた者達の呪いがあるとして、その呪いをかけているのは誰なのか。そもそもそれは呪いなのか。2025/08/03
まりもん
8
レンタル。太郎は怜に別れを切り出され泣いちゃうタイプだったとは。怜との不倫がばれ大学を移ることに。北陸の大学だから家を聡子達にこのまま住んで管理を任せるこの関係って不思議だな。清香の母親が離婚届を記入して出て行っただけで結婚が白紙になるって会社の為の結婚って怖い。2025/08/20
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