或る集落の●(まる)

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或る集落の●(まる)

  • 矢樹 純【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065401477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの家のわらしは、膨れで死ぬぞ。
――P集落に暮らす姉を訪ねた「私」が、土地神《べら》を祀る小さな社に毎日お参りをする姉の様子がおかしいことに気づく「べらの社」。山から集落におりてくる”人ならざるもの”を描いた「うず山の猿」「がんべの兄弟」。尊い《まる》の声を聞くためだけに、幼い子供が山の社にひとり閉じ込められる奇妙な因習「まるの童子」。さらに「密室の獣」「天神がえり」「拡散にいたる病」を加えた7編からなる連作短編集。

話題の伏線回収ホラー『撮ってはいけない家』著者の最新作。

今、振り向いてはいけない。




【目次】

内容説明

青森県P集落にまつわる、悍ましくも不思議な話を集めた因習ホラー短編集!P集落に暮らす姉を訪ねた「私」が、土地神《べら》を祀る小さな社に毎日お参りをする姉の様子がおかしいことに気づく「べらの社」。山から集落におりてくる“人ならざるもの”を描いた「うず山の猿」「がんべの兄弟」。尊い《まる》の声を聞くためだけに、幼い子供が山の社にひとり閉じ込められる奇妙な因習「まるの童子」。さらに「密室の獣」「天神がえり」「拡散にいたる病」を加えた7編からなる連作短編集。

著者等紹介

矢樹純[ヤギジュン]
1976年青森県生まれ。弘前大学人文学科卒業。実妹との『加藤山羊』の合同ペンネームで、2002年に漫画原作者デビュー。2012年、第10回「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家デビュー。2020年、『夫の骨』に収録された表題作で、第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

188
表紙の妖しさに導かれて、読みました。矢樹 純 、初読です。本書は、P集落怪奇譚連作短編集、凄く怖くはないですが、そこはかとないゾクゾク感でした。べら様&がんべ&●、恐るべし。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004164462025/11/03

ちょろこ

119
怖気、吐き気の一冊。P集落にはびこる因習を軸に描いた七編のホラー連作短編集。一話目からとにかく静かな怖気がまとわりついてくる感じ。そこから一話進むごとに吐き気まで加わってくるのにはやられた。「うず山の猿」はちょっと勘弁。まずT字剃刀で…え、もう、この時点で吐きそう。一番因習の絡みと酷さが感じられたのは「まるの童子」。"がんべ"といい、こんな因習がどこかにひっそりあってもおかしくないんじゃ…と思ってしまう。どれもモヤモヤとしたものが残るのも気持ち悪い。矢樹さんがまさかここまでおぞましいものを描くとは。ヒッ。2025/08/04

yukaring

86
青森県のP集落にまつわるとにかく不気味な因習ホラーの連作短編集。別々のお話がいつしか亀の刺青を持つ謎の男やがんべ、●(まる)などでずるすると繋がりそして包囲されて行くような恐怖。或る集落の土地神として祀られる「べら様」に魅いられ正気をなくした姉、山の集落から下りてくる人ならざる者の正体、幼い子供を山の社に閉じ込め《まる》の声を聞く奇妙な風習。とにかく悍ましくて胸が悪くなるような描写が多く、そのグロテスクさには人間の根源的な嫌悪感を掻き立てられる。理解不能の深い闇と日常が捻れていく気持ち悪さに戦慄する1冊。2025/08/21

☆よいこ

81
オカルトホラー因習村系。フロッピーディスク型指紙入り▽[P集落の話]べらの社/うず山の猿/がんべの兄弟/まるの童子[密室の獣(けだもの)]熊穴の奥に女の他殺死体、犯人は?[天神がえり]シナリオ[拡散にいたる病]P集落の話から怪談盗作疑惑。腸の健康は、幸福をもたらすの▽青森県の集落に伝わる因習。神様は●(まる)とよばれ、人でないもの「がんべ」がいる。川辺はがんべ。怪談がひとつながりになるパターン好き。キモ怖でした。2025.7刊2025/11/06

星群

81
あぁ、なんて悍ましい。読まなきゃよかったと後悔。途中で挫折も仕掛けた。これがホラーなのかと、頭を傾げたくなった。理不尽すぎる。今回は青森県だけど、全国各地にありそうだな。強烈な胸焼け覚悟で読んだ方がいいかもしれません。2025/09/09

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