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出版社内容情報
ルネサンス史上最も美しい英雄といわれた、チェーザレ・ボルジア。1492年の教皇選挙が終了し、チェーザレの父、ロドリーゴ・ボルジアが教皇アレクサンデル六世となったころ、チェーザレはヴァレンシア大司教としてローマへ入城する前に、スポレートというローマ近郊の要塞都市に滞在していた。チェーザレとアンジェロが森の中で鹿狩りをしている時に、ある少女と出会う。翌年には枢機卿として本格的に聖職に就くことになるチェーザレが、スポレートで過ごした最後の青春ともいえる物語で、累計140万部突破の大ヒット歴史漫画の待望の続編である。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
16
少年は少女の魂の在りように惹かれる。読み、語り、自立した生活を送る知的で逞しくあたたかな少女に。(決して誤解や羨望、憐憫などではなく)宗教が権力と異端審問とに揺さぶられる中になって、純粋な信仰を求める素直さに。同じく、自分と同じボルジアの資質を持つ金髪の少女にも惹かれている。同じ血、負けず嫌いの、運命に抗うことを、人生の過酷さを受け入れることを幼くして知っている少女に。冷徹無比で野心家の横顔よりも、困惑や赤面を垣間見せるチェーザレが初々しい。本編、もっと連載してほしかったな、これからだったのに。2025/07/25
星落秋風五丈原
11
チェーザレのその後が描かれる。2025/07/24