出版社内容情報
【会話が続かない、よけいなことを言ってしまう、相手と意見が違う……。こんなとき、どうする?】
発達障害グレーゾーンの人には特有の悩みがあります。医療機関では「特性はあるけれど診断名がつくほどではない」と、医療的な支援を受けられなかったかもしれません。発達障害の人とちがい、苦手なことやできないことを自覚できるため、より苦悩しやすく、また、ある程度努力すればできるため「普通」を演じることで疲弊しているかもしれません。
誤解されないように自分のことを説明したり、助けを求めたりするコミュニケーションが必要です。基本となるのは人と人との関わりです。その基本となる部分を、能力開発に用いられるNLP(神経言語プログラミング)をもとに解説しています。また、発達障害について知ることで自己理解・自己受容を深め、具体的な対策をとれるようにしています。言いたいことが伝えられない、相手の言うことがよくわからない……。
コミュニケーションが、どうもうまくいかないと感じているなら、本書を活用して、コミュ力を伸ばす対策を立てましょう。
【本書の内容構成】
1 うまくいかない原因を考えてみよう
2 日常会話がスムーズにできるように
3 気持ちや状況を考えて発言しよう
4 恋愛でうまくいくために
5 自分自身とコミュニケ-ションをしよう
【目次】
内容説明
会話が続かない、よけいなことを言ってしまう、相手と意見が違う…こんなとき、どうする?
目次
1 うまくいかない原因を考えてみよう(原因1 コミュニケーションの弱点をみつけよう;原因2 発達障害の特性に重なることも ほか)
2 日常会話がスムーズにできるように(関係づくり1 雑談は信頼関係づくりに役立つ;関係づくり2 親近感が安心感や信頼感につながる ほか)
3 気持ちや状況を考えて発言しよう(気持ち 言葉には気持ちがついている;状況 場の状況をみれば「場の空気」がわかる ほか)
4 恋愛でうまくいくために(告白 恋愛は高難度のコミュニケーション;恋愛1 気持ちがずれないための会話のポイント ほか)
5 自分自身とコミュニケーションしよう(自分を知る 弱点があってもマイナスではない;自分を責めない 失敗したときの自分への声かけのしかた ほか)
著者等紹介
高山恵子[タカヤマケイコ]
NPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所所長。臨床心理士。薬剤師。昭和医科大学薬学部兼任講師。特別支援教育士スーパーバイザー。米国NLP協会認定トレーナーアソシエイト。昭和大学薬学部卒業後10年間、学習塾を経営。1997年アメリカ・トリニティー大学大学院教育学修士課程修了。1998年同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。帰国後、ADHDを中心に高機能の発達障害の当事者と家族のための会「えじそんくらぶ」を始める。ADHD等の発達障害のある人のカウンセリングや就労支援などを行う。セミナー講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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