出版社内容情報
\第65回 講談社児童文学新人賞受賞作/
舞台は鎖国が続く江戸時代の長崎。
異国にあこがれる少女てまりの、ひと夏の青春ミステリ冒険譚!
<あらすじ>
13歳の少女てまりと父が営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、はんてんが持ち込まれる。
季節外れの商品なのに、持ち込まれた翌日、はんてんは高値で売れてしまう。
それからしばらくして、また同じようにはんてんが持ち込まれた。
気になったてまりが、裏側のあて布をほどいてみると、なかから出てきたのは紅玉(ルビー)だった――。
【目次】
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- 和書
- 零れた記憶の言葉たち