出版社内容情報
\第65回 講談社児童文学新人賞受賞作/
舞台は鎖国が続く江戸時代の長崎。
異国にあこがれる少女てまりの、ひと夏の青春ミステリ冒険譚!
<あらすじ>
13歳の少女てまりと父が営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、はんてんが持ち込まれる。
季節外れの商品なのに、持ち込まれた翌日、はんてんは高値で売れてしまう。
それからしばらくして、また同じようにはんてんが持ち込まれた。
気になったてまりが、裏側のあて布をほどいてみると、なかから出てきたのは紅玉(ルビー)だった――。
【目次】
内容説明
時は鎖国制度が敷かれた江戸時代。オランダや唐(中国)との貿易が許された港町・長崎で、13歳の少女・てまりが父と営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、季節はずれのはんてんが持ち込まれ、翌日すぐに高値で買われる出来事がおきた。不審に思ったてまりが再び店に持ち込まれたはんてんの継ぎ布を取ると、出てきたのは紅玉(ルビー)。てまりは友人の綾、正一郎、重吉とともにこのナゾの真相究明に動き始める―。瑞々しい文章と豊かな風景描写でつづられた、少女と少年の青春冒険譚。第65回講談社児童文学新人賞受賞作。
著者等紹介
荒川衣歩[アラカワイホ]
『梅雨空の流れ星』が第29回新美南吉童話賞特別賞(ミツカン賞)、『ぶうぶうおばけのぶうざえもん』が第20回創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト厚生労働大臣賞・読み聞かせ大賞(創作童話部門)受賞(いずれも荒川衣歩子名義)。2024年に、『てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石』で第65回講談社児童文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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