てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石

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てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石

  • 荒川 衣歩【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 講談社(2025/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065398449
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

\第65回 講談社児童文学新人賞受賞作/

舞台は鎖国が続く江戸時代の長崎。
異国にあこがれる少女てまりの、ひと夏の青春ミステリ冒険譚!

<あらすじ>
13歳の少女てまりと父が営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、はんてんが持ち込まれる。
季節外れの商品なのに、持ち込まれた翌日、はんてんは高値で売れてしまう。
それからしばらくして、また同じようにはんてんが持ち込まれた。
気になったてまりが、裏側のあて布をほどいてみると、なかから出てきたのは紅玉(ルビー)だった――。


【目次】

内容説明

時は鎖国制度が敷かれた江戸時代。オランダや唐(中国)との貿易が許された港町・長崎で、13歳の少女・てまりが父と営む古手屋(古着屋)に、ある夏の日、季節はずれのはんてんが持ち込まれ、翌日すぐに高値で買われる出来事がおきた。不審に思ったてまりが再び店に持ち込まれたはんてんの継ぎ布を取ると、出てきたのは紅玉(ルビー)。てまりは友人の綾、正一郎、重吉とともにこのナゾの真相究明に動き始める―。瑞々しい文章と豊かな風景描写でつづられた、少女と少年の青春冒険譚。第65回講談社児童文学新人賞受賞作。

著者等紹介

荒川衣歩[アラカワイホ]
『梅雨空の流れ星』が第29回新美南吉童話賞特別賞(ミツカン賞)、『ぶうぶうおばけのぶうざえもん』が第20回創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト厚生労働大臣賞・読み聞かせ大賞(創作童話部門)受賞(いずれも荒川衣歩子名義)。2024年に、『てまりのナゾほどき帳 出島と秘密の紅い石』で第65回講談社児童文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はる

40
面白かったです。長崎のお国言葉が心地良く、登場人物が生き生きとしていますね。当時の長崎の雰囲気もいい。謎ときを全面に出したような売り方ですが、普通に登場人物の絆や思いやりを描いた物語にしても十分通用したと思います。講談社児童文学新人賞受賞作。2025/08/08

ぶんこ

36
長崎の出島近くの古手屋(古着屋)の娘てまりは裁縫が大好き。アイデアと美的感覚が優れて、親友から貰ったレースを使って芸妓衆に化粧入れを作ります。それが評判を呼び、他の芸妓衆にも作る。最後にはオランダのカピタンからも注文が。そこでオランダ側の犯人特定と大活躍。そんな古手屋に持ち込まれたボロボロの半纏。てまりの推理が冴えわたり、事件解決。てまりの親友綾と、長崎花街一の売れっ子芸妓衆春駒、医学生の正一郎、幼馴染の岡っ引き見習いの重吉、正一郎の先生である竜崎清秋と役者が揃って読み応えがありました。2025/08/13

まる子

25
第65回 講談社児童文学新人賞受賞作。さすがの講談社。だから面白いはずだ。江戸時代の長崎を舞台に、長崎港に着く船を見て育った古着屋の娘・てまりは海の向こうの国へ憧れる13歳。彼女は芸妓の姐さんと仲良く、裁縫が得意なことから出島へ招待される事になるけれど、その前に父の古着屋に持ち込まれたハンテンに、なんと紅玉(ルビー)が!!これは誰が入れた紅玉か?!このままでは父がお縄になる…。出島で出会ったあの男、そしてたまたま聞いてしまったあの話。さて、てまりと父はどうなるのか!?2025/06/25

遠い日

6
江戸末期の長崎、オランダと唯一通商できる異国情緒あふれる町を舞台に、13歳のてまりと彼女を取り巻く少年少女のいきいきとした群像劇。古着屋の娘であるてまりは裁縫が大好きで、センスも抜群。そして、謎の匂いを嗅ぎつける感性も冴える。大人に頼るべきところは頼り、しかし自ら動けるところは突っ走る。その緩急が醍醐味の謎解きだった。長崎ことばのキレのよさと、てまりの活発で頭の回転が早く、憧れや夢を掴みたいという成長への希求も清々しく印象的でした。当時の空気感がリアルに迫り、緊張と着地の見事さに息を詰めて読みました。2025/07/17

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