講談社学術文庫<br> イギリス東インド会社―軍隊・官僚・総督

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講談社学術文庫
イギリス東インド会社―軍隊・官僚・総督

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065396544
  • NDC分類 225.05
  • Cコード C0122

出版社内容情報

21世紀の経済大国・IT大国として存在感が高まっているインドは、18世紀半ばから20世紀半ばまでの200年間、植民地としてイギリスに支配されてきた。
このイギリス支配の基礎を築いたのが、イギリス東インド会社である。しかし、その存在があまりに大きいために全体像はつかみにくく、特に日本では、その規模と活動範囲がずっと小さいオランダ東インド会社に比べても、イギリス東インド会社についての研究や著作は非常に少ない。しかし著者は、現在のインドの経済成長と今後の可能性を見るとき、東インド会社にさかのぼるイギリスのインド支配の歴史と遺産を見直すことが必要だという。
1600年にエリザベス1世がロンドンの商人に特許を与えたことに始まるイギリス東インド会社は、商社として発足しながら独自の軍隊を持ち、領土の支配者に変身していった。1858年に実質上消滅したときには、すでに商業的な機能さえもたない完全な植民地統治機関になっていたのである。
オランダやフランスとの貿易競争、会社経営と企業統治の実態、会社の軍隊と国王軍・インド政府軍の関係、さらに巨大な官僚制を支えた社員採用と社員教育や、歴代総督のプロフィールまでを通観する。
巻末に東京大学名誉教授で『東インド会社とアジアの海』の著者、羽田正氏が解説を執筆。〔原本:2009年 中央公論新社刊〕

目次
はじめに
第一章 商社の時代
一 イギリス軍インド会社とは何者か
二 オランダ、ポルトガルとの競争
三 アウトサイダーの挑戦
四 統一東インド会社の誕生
第二章 商社から領土の支配者へ
一 フランスの挑戦
二 ベンガルでの領土獲得
三 社員の不正蓄財
第三章 ベンガルの支配者から全インドの支配者
一 会社経営における商業原則の後退
二 会社と政府によるインドの共同統治
三 企業統治の変遷
第四章 インド貿易の自由化
一 会社を牛耳った「海運族」
二 私貿易人
第五章 会社の軍隊
一 会社軍と国王軍
二 会社軍
三 会社軍の部隊編制
四 二つの英軍の統合の試み
五 会社軍将校の勝利
六 インドの大反乱後も傭兵頼みのインド政府軍
第六章 インドの高級官僚―ジェントルマンリー・ルーラー
一 社員の採用と行政官教育
二 東インド会社一家
三 公開試験の時代へ
四 ICSはインドにおける超エリート
第七章 三億人の支配者インド総督
一 その起源
二 ベンガル総督
三 会社の時代の総督│クライヴからカニングまで
結びにかえて
あとがき
イギリス東インド会社関連年表
解説(羽田正)

内容説明

二〇〇年におよぶイギリスによるインドの植民地支配。その基礎を築いたのがイギリス東インド会社である。一六〇〇年のエリザベス女王の特許で商社として発足しながら、独自の軍隊を持ち、領土の支配者に変身した特異な会社の、企業統治の実態、国王軍・インド政府軍との関係、官僚制を支えた社員教育や、歴代総督の人物像を通観する。

目次

第一章 商社の時代
第二章 商社から領土の支配者へ
第三章 ベンガルの支配者から全インドの支配者へ
第四章 インド貿易の自由化
第五章 会社の軍隊
第六章 インドの高級官僚―ジェントルマンリー・ルーラー
第七章 三億人の支配者インド総督

著者等紹介

浜渦哲雄[ハマウズテツオ]
1940年、高知県生まれ。大阪外国語大学インド語学科卒。日本経済新聞社、アジア経済研究所、広島大学総合科学部教授を経て、広島大学名誉教授。2022年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

71
イギリスにおける東インド会社の位置づけとその盛衰を丹念に追っている。独占的な貿易商社であったが、インドネシアにおけるオランダとの抗争に敗れたあとは、インドに絞って交易を続ける。これがムガル帝国の衰退期に当たったため、やがて統治権を得て「私的会社が植民地経営をする」という歴史上珍しい形になる。一方国内ではその独占に対する反発が高まり自由化が進み、19世紀に貿易事業を止め、インド大反乱をきっかけに解散となる。この顛末の中で、特に会社が持っていた軍隊の詳細が国王軍と対比され興味深かった。この章だけで本書は買い。2025/10/17

さとうしん

13
全貌がわかりにくい英国東インド会社について、商社から統治機関への転換、軍隊、官僚に的を絞って概説。17世紀末の段階で対抗組織として新会社が設立されたこととその統合、会社軍と国王軍との併存の実態、社員採用の実際など、他書に見えないような記載もあって面白い。ただ、羽田正氏の解説でも指摘されているように、現代インドの経済発展に対して会社の役割を重く見ようとする態度には疑問を覚えた。 2025/05/28

ジュンジュン

11
1600年の誕生から1858年インド帝国が取って代わるまで、250年以上の歴史を刻んだ東インド会社。本書は後半部分即ちプラッシーの戦い以後の100年間を主に扱う。商社から領土の支配者へと変化した姿を、副題の通り軍隊、官僚、総督から描く。2025/07/05

ハラペコ

2
イギリス視点。商業部分よりも統治時代に重点が置かれている。国策企業というイメージは誇張。現地人の兵としての雇用や、将校の待遇、国王軍と会社軍の対立、私貿易の扱いなど生々しい。また国王、議会、役員会の綱引きや、総督の本国への召喚など、情報通信に時間がかかるとは思えないほどの細かさと無機質さも感じた。カネの問題で本国への帰還が困難ゆえに団結した木っ端将校や、俸給的にインドが中流層に魅力的など、日本史にはあまりない事象が面白い。2025/08/21

atlusbou

1
元々商人の組合であった組織が商社となり、やがて統治機関へと変貌していく変遷を解説する本です。 インド現地勢力や諸外国といかに争い支配を広げていったかというよりは、副題にもある様に軍隊・官僚・総督に多くのページを割いてその変遷が書かれています。 最初世界史で習った時には、現代でイメージされる「会社」という言葉と植民地統治という所が結びついていませんでしたが、何故会社が広大なインドを支配しているかがよく分かりました。2025/11/16

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