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出版社内容情報
2LDK男2人暮らし 食費は月4万円也(昼食費別)。これは、筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)の「食生活」をめぐる物語です。
今回のメニューは…炒めナムルのビビンバ、焼餃子、ラムチョップのソテー、白身魚のセビーチェ、鶏もも肉のトマトすき焼き、ドロップチョコチップクッキー、サバサンド、みそ煮込みうどん、肉野菜あんかけ焼きそばなど。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
117
本巻は、史朗母の急逝と葬儀が描かれる。実は自身も今月初めに母の急逝・葬儀を体験しており、年齢層も史朗とさほど変わらないため、この偶然には驚くばかりだった。当方は幸い忌引休の期間に葬儀を終えることができたが、多死社会ならではの事情も漫画に描かれた通りだ。史朗が号泣せず、シンジがぼろぼろ泣くのも非常に納得感があった。生まれたからには必ず死があり、逆縁でなければ親が先に逝く。その先も自分の人生は続き、そのためのエネルギーは食べる事から生まれる。食は大事だ。
kamakama
101
「何食べ」を長らく愉しんできたけれど、涙を流して読んだのはこれが初めてです。よしなが先生のストーリーテラーとしての力量を思い知らされた感じです。完全に予想を覆されました。23巻を再度読み直して、結婚式の皆の笑顔を味わい直して、また読みました。こんなふうに、笑顔と泣き顔を繰り返して生きていくのですね。本当に素敵な巻でした。ありがとうございました。2025/06/24
あきぽん
70
シロさんもとうとう…。でも子なしでも同性でもパートナーがいるというのは心強いだろうし羨ましい。そういえばこの漫画の世界は同性でも異性でもみんなパートナーいて、おひとりさまおらんよね。それでも今を大切に、日々メシを作り楽しく生活しよう。2025/06/25
天の川
62
これほどまでにリアルタイムに主人公が年齢を重ねて、これだけ身に覚えのある様々な問題に直面されると…もうほとんど友達を見ている気分。互いの健康を気遣って、二人で(たまには友人と)食卓を囲むことの至福。悲しいことも訪れるけれど、それもまた逃れられない現実だ。それにしてもケンジの号泣事件は…可愛いったらない。2025/06/24
こばまり
57
楽しいことやわくわくすることは減り、心配事や寂しいことは増えていく。嗚呼人生。駅構内の書店で見つけ帰宅してからの楽しみにしていたのに、誘惑に負け移動中の車内で読み終えてしまった。2025/06/29