講談社文庫<br> そんな部屋、あります!?

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講談社文庫
そんな部屋、あります!?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065395882
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

住まい探しは、生き方探し。
 
近藤麻琴36歳、賃貸仲介部門勤務。行きつけの店で愚痴っても、あなたのお部屋、みつけます!

近藤麻琴は、大手不動産会社「グリーンホーム」の賃貸仲介部門に勤めて14年。中堅どころとして仕事にも慣れ、年若い部下と「昭和」から抜けきれない上司に挟まれながら、譲れない条件だらけのお客さま相手に「そんな部屋はない!」と内心叫びながら奮闘する毎日。
息抜きは、親友の仲島恵が店主を務める居酒屋『慈雨』や、風変わりなマスターがいるバー『LR』に仕事帰りに立ち寄って、美味しいお酒と料理を楽しむこと。
人生の節目に立ち、住まいを探すお客さまを通して、自身の人生についても迷い、考える麻琴。長く付き合う恋人と結婚するのかしないのか、子どもはどうする? 仕事はーー?〈文庫書下ろし〉

内容説明

勤続14年、賃貸仲介部門ひとすじの麻琴は、6年付き合う彼氏あり、でも結婚の気配なし。仕事は充実しているけれど、出産、お受験、婚約破談、顧客の人生から我が身を考えることもしばしば。友人・恵の営む居酒屋『慈雨』や、マスターの癖が強いバー『LR』で英気を養い、今日も物件紹介します!

著者等紹介

秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。同年10月、『いい加減な夜食』(アルファポリス)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

186
このお客様は本当に部屋を探しているの。何度も来店しては決めずに帰って、何ヶ月も経ってしまって。こっちからするとたまったものじゃないけど、きっと理由があるはず。街には物件があふれているけど、その人のオーダーに近いものは限られている。人はたくさんいるのにそれぞれの人生設計があるから、合う合わないがある。人って他者のことは冷静に考えられるのに、自分のことになるとどうしてそうはいかないのだろう。幸せってなんだろう。人生って。でも今の自分はこうありたいし。誰しもがいろんな人の生き方に触れながら自らの生き方を考える。2025/05/23

もぐもぐ

51
家探しって人それぞれこだわりどころが違うし、特に家族での場合はみんなが満足する物件見つけるのは大変。大手不動産会社の賃貸仲介部門に勤める麻琴が「そんな部屋、あります!?」って言いたくなるくらいクセつよなお客さんたち。そして麻琴のストレスは馴染みの居酒屋とバーへ。半分以上が麻琴自身の結婚への葛藤だったので、もう少し不動産賃貸のお仕事小説の部分を読みたかった。終わり方もちょっと唐突だったのが残念。 #NetGalleyJP2025/05/26

Karl Heintz Schneider

42
近藤真琴は36歳の不動産会社員。独身ながら6年付き合った彼氏がいる。わがままな客に振り回される毎日だが幼なじみの恵の営む居酒屋や、ぶっきらぼうなマスターのバーなど、とびっきりの「ブレーン」に支えられながら頑張っている。秋川さんの本は、これまでにずいぶん読んできたが何となくマンネリ気味な印象が強くて最近は敬遠していた。でも久々に読んでみて、歯切れのよい文章に触れ、やっぱりいいなあ、読みやすいなあと再認識。これまでは食べ物系の話ばかりだったため不動産というテーマが新鮮に感じたからかもしれない。2025/08/27

荒川叶

40
物件にも御縁があるという事を始めて知ることが出来た。 上手く話しが進む事もあれば、全く進まない場合など様々なケースがある。そんな時は無理して進めない方がいいのかもしれない。御縁があればいずれ繋がる事が出来ると思う。  御縁は本当に大事。いい御縁にに繋げてもらった際には大切にしたい。2025/05/30

sayuri

33
「麻琴、クレームをもらう!」「麻琴、気付き始める!」「麻琴、憧れる!」「麻琴、切り替える!」4話収録の連作短編集。主人公は、大手不動産会社の賃貸仲介部門に勤務する36歳の近藤麻琴。無理難題を言ってくる客に対し日々奮闘中。不動産メインのお話かと思いきや、そこは秋川作品。親友が営む居酒屋『慈雨』と、癖つよマスターが経営するバー『LR』で出される、お酒と料理がとても美味しそう。不動産の仲介を通して自分自身の人生を見つめ直す主人公。6年間付き合った彼氏との長すぎた春の行方は…?麻琴が下した決断にエールを送りたい。2025/07/01

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