講談社文庫<br> 二重らせん〈下〉―フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディア

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講談社文庫
二重らせん〈下〉―フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065395790
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

フジテレビのオーナーとなった鹿内家だが、突然のクーデターによって鹿内宏明が放逐され、
日枝久による支配体制が確立される。しかし、その後も、フジの親会社・ニッポン放送株の
10%を握る鹿内宏明の存在が、日枝に重くのしかかった。
それを振り払うためのニッポン放送、フジテレビの上場が、思わぬ「簒奪者」を呼び込むことになる――。
絡み合うようにうごめく二つの「欲望のメディア」。
膨大な内部資料を入手し、その相貌を赤裸々にする。

第四章
簒奪者の影
「上場請負人」の退場
ITバブルのあだ花
堀江貴文とフジサンケイの接点
会社員の枠をはみ出した男
「納期が遅れたら命を貰う」
「改革の旗手」と通産官僚
村上世彰のルーツ
失敗に終わった「前哨戦」
「グリーンメーラー」という批判
プロジェクト・プラネット
一一八五億円もの売却益
「放送」の特権に風穴を開ける
村上のニッポン放送訪問
フジテレビの「露払い」を演じる

第五章
争奪戦
膨れ上がる「失念株」
「お宝をどうするのか」
村上の「両面作戦」
産経新聞会長・羽佐間の本心
「ただ儲けるだけ」ではダメだ
四人だけのチーム
堀は埋められた
十二年ぶりの極秘会談と秘密交渉
グループ内部の溝と断絶
「出口探し」に焦る村上
屈辱の株主総会
潰れた「三木谷カード」
堀江貴文の挑戦
「もう会うのは止めよう」
村上世彰の新たな策略
「ニッポン放送はなくなってしまいますよ」
謀略に次ぐ謀略
「彼はやりすぎだな」
ホワイトナイトの登場と終戦
アナウンサーはなぜ自殺したか

第六章
亡者の群れ
阪神タイガースという禁断の果実
潜行取材する司法記者
鹿内家の孫の入社
「絶対、天罰が下る」
エピローグ

内容説明

一攫千金を目指すIT企業の新興勢力が株式上場し、ネットバブルを迎えた。フジテレビでは、日枝久によるクーデターでグループを追われた元オーナー鹿内宏明が握るフジの親会社・ニッポン放送株をめぐり、思わぬ「簒奪者」を呼び込むことになる。欲望が絡み合うメディアの裏の攻防を審らかにした力作。

目次

第四章 簒奪者の影(「上場請負人」の退場;ITバブルのあだ花;堀江貴文とフジサンケイの接点 ほか)
第五章 争奪戦(膨れ上がる「失念株」;“裏切り”の自覚;「お宝をどうするのか」 ほか)
第六章 亡者の群れ(阪神タイガースという禁断の果実;潜行取材する司法記者;「五〇〇億円儲かった」 ほか)
エピローグ

著者等紹介

中川一徳[ナカガワカズノリ]
1960年生まれ。フリーランスジャーナリスト。月刊『文藝春秋』記者として「事件の核心」「黒幕」「悶死―新井将敬の血と闇」などを執筆。2000年に独立。’05年に『メディアの支配者(上・下)』(講談社文庫)で、講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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