出版社内容情報
こわいっ! けど、なんか笑っちゃう!?
大河ドラマ『べらぼう』でも注目!
浮世絵であそびながら日本の文化を学べる、新感覚の教養えほんが誕生です。
さがしあそびの舞台となるのは、歌川国芳、葛飾北斎、月岡芳年など人気浮世絵師たちが描いた、ちょっぴり怖い浮世絵の数々。
妖怪、幽霊、ガイコツ、鬼、化け猫など、日本で古くからこわがられてきたおばけたちが、あなたを摩訶不思議な世界へと誘います。
「こわい」けれど、どこかユーモラスでチャーミングなおばけたち。
じっくり絵を見てさがしものをしているうちに、新たな発見やゆかいな気づきにたくさん出会えるのが、この本のいちばんの魅力です。
おうちの方向けの解説も充実しているので、子どもは楽しく、大人はかしこくなれる一冊!
解説・監修を務めるのは太田記念美術館。
SNSフォロワー20万人超!(2025年3月現在)の浮世絵専門の人気美術館です。
対象:5歳から小学生
フルカラー32ページ、A4サイズ
この本に登場するおもな浮世絵師:
菱川師宣、鈴木春信、東洲斎写楽、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳、月岡芳年、豊原国周ほか
コラムでは大河ドラマで話題の蔦屋重三郎の功績も解説!
<9つのさがしあそびに加え、以下のコラムを掲載>
・浮世絵ってなあに?
・新千円札の裏にも浮世絵が!天才絵師・葛飾北斎
・浮世絵ってどうやって作るの?名プロデューサー・蔦屋重三郎
・浮世絵の作り方を見てみよう!(協力:アダチ版画研究所)
・見たことあるかも?有名浮世絵師の名作たち
・うらめしやー!怪談の有名人
・クイズ:この人たちは何に腰をぬかしているの?
<担当編集より>
2024年夏に太田記念美術館で行われた展示「浮世絵お化け屋敷」。
そこで目にしたのが、親御さんが出す「お題」をさがしながら浮世絵鑑賞を楽しむ、ひとりの男の子。
さがしものを見つけようと集中して絵を見ているうちに、次々と新しい発見をするのでしょう。
それが200年以上昔の絵にもかかわらず、彼の目はわくわくキラキラしていてとても印象的でした。
そんな光景から生まれたのがこのさがしえほんです。
浮世絵をもっと気軽に、子どもも大人もいっしょに楽しんで欲しいという想いから、
太田記念美術館さま全面協力のもと制作しました。
「見つける」という目的が加わることで、より深く浮世絵を楽しめるのが本書の魅力です。
子どもには刺激の強い怖すぎる浮世絵は避け、
ちょっと笑えるチャーミングなおばけたちを集めて構成しています。