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出版社内容情報
「自分がどうありたいかの選択肢は 自分の手の中にある」
父の不倫で心を壊した母のため、島に残った暁海。
東京でひとり、漫画原作者として成功していく櫂。
ーーー追いつきたい。
ーーー余計な心配をさせたくない。
同じ星の下、でも遠く離れた場所で、
それぞれに言葉にできない想いが降り積もってーー。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた
凪良ゆう最高傑作、待望のコミカライズ第2巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
59
暁海、櫂25歳。櫂に常に他の女の気配がするようになったのに追求できない暁海。なかなか会えない日々。やっと再会したけどすれ違い、違和感あり。そして櫂からのプロポーズに対して暁海は別れを決断する。ストーリーを分かってるけど読んでて苦しい。尚人のゴシップで仕事激減の櫂、暁海母の事故でお金に苦しむ暁海。とことん堕ちるこの時期の二人の姿を見るのは本当にツラい。そんな時、北原先生からある提案が…。2025/05/13
sayuri
34
「正しさだけですべてを決められたら、どれだけ楽だろう」途中で目に入るこの一文に胸が締め付けられる。凪良ゆうさん『汝、星のごとく』のコミカライズ作品第二巻。原作既読でストーリーも結末も知っている。苦しい思いで読み終えたのに、凪良さんの描く世界観が好き過ぎて、二人に会う事を止められない。親の呪縛から逃れられず、透明な檻に入れられ、自分の人生を自分らしく生きる事が出来ない暁海と櫂。もどかしくて切なくて悔しくて堪らない。二巻では櫂の相棒・尚人の苦悩も描かれ更に辛い展開だった。ヤングケアラー問題にメスを入れた力作。2025/06/06
かなっち
4
2025年5月新刊。まだまだシンドイ展開が続くようなので、覚悟しつつ臨みました。相変わらず毒親に振り回され、恋愛では遠距離で浮気もしていて、仕事のパートナーは自殺未遂し仕事もなく…。これでもか‼と、不幸のオンパレードとなっていました。ですが、読んでもあまりダメージを受けなかったのは、自分と違う思考のヒロインだったからかもしれません。毒親やクズ彼氏に、執着するのがよく分からないですし。彼の方も、浮気していても彼女が一番なのは男性ゆえなのでしょうか。…好みからは外れていますが、最後まで付き合うつもりです。2025/06/28
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