ブルーバックス<br> 脳・心・人工知能―数理で脳を解き明かす (増補版)

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ブルーバックス
脳・心・人工知能―数理で脳を解き明かす (増補版)

  • 甘利 俊一【著】
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  • 講談社(2025/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065394663
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0240

出版社内容情報

【AI研究の基礎を築いた世界的権威による、あの名著の増補版が登場!】

「いまの生成AI、深層学習の興隆の源流は日本にあった。さまざまな重要な発見を世界に先駆けて成し遂げた伝説的な研究者・甘利俊一氏の著書。宇宙から始まる大局観のなかで脳の仕組み、学習とは何か、そして現在のAIを紐解き、未来に思いを馳せる」松尾豊(東京大学教授・人工知能研究者)

「このような知識の宝庫のような一般書を手軽に読めるのは、まさに時代の幸運と言えよう」ーー合原一幸(東京大学特別教授・名誉教授)本書「解説」より

2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。
生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。
本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説。
数理で脳を研究するとはどういうことか。
脳とは何か。心とは何か。人工知能は心を持つのか。
宇宙の始まりから脳の誕生、人類の未来までを展望しながら、「人工知能と人間」の本質に迫る。

〔本書の内容〕
第1章 脳を宇宙誌からみよう
第2章 脳とはなんだろう
第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか
第4章 数理で脳を紐解く(1)~神経興奮の力学と情報処理の仕組み
第5章 数理で脳を紐解く(2)~「神経学習」の理論とは
第6章 人工知能の歴史とこれから
第7章 心に迫ろう
第8章 現代AIの基本技術 ~深層回路網と生成AI
第9章 深層回路網と生成AI ~AIは心を持つか
第10章  AI時代の文明と社会
解説 〈数理脳科学が切り拓いた人工知能への道〉合原一幸(東京大学特別教授/名誉教授)

*2016年に刊行された『脳・心・人工知能』の内容に、新たな3章を加筆。

内容説明

2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説。数理で脳を研究するとはどういうことか。脳とは何か。心とは何か。人工知能は心を持つのか。宇宙のはじまりから脳の誕生、人類の未来までを展望しながら、「人工知能と人間」の本質に迫る。

目次

第1章 脳を宇宙誌からみよう
第2章 脳とはなんだろう
第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか
第4章 数理で脳を紐解く(1)神経興奮の力学と情報処理の仕組み
第5章 数理で脳を紐解く(2)「神経学習」の理論とは
第6章 人工知能の歴史とこれから
第7章 心に迫ろう
第8章 現代AIの基本技術 深層回路網と生成AI
第9章 深層回路網と生成AI AIは心を持つか
第10章 AI時代の文明と社会

著者等紹介

甘利俊一[アマリシュンイチ]
1936年東京都生まれ。工学博士。東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授などを経て、東京大学名誉教授、理化学研究所栄誉研究員、帝京大学先端総合研究機構特任教授。数理工学全般に興味を持ち、情報理論、学習及びパターン認識、神経回路網理論などを研究してきた。さらに統計学、システム理論、情報理論などに共通の理論的基盤を与える「情報幾何学」を提唱し、これを推進している。これらの業績により、AI研究分野における先駆者として国際的に知られている。日本学士院賞、瑞宝中綬章、文化功労章、文化勲章など受賞・受章多数。著書に『バイオコンピュータ』(岩波書店/1987年 講談社科学出版賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mae.dat

256
タイトルの侭ですが「脳」と「心」と「人工知能」をきっちりと区別して語られていて好感。そして人工知能の発展と失敗の歴史は、外縁部からですが興味を持って見ていたのです。中心にいた先生の印象と随分と違った印象で意外に思いました。と言うのは、先生は人工ニューロンやパーセプトロンと人工知能は可成り厳密に区別をしているみたい。はぇ〜。確かに言われてみればそうなのかも。人工知能研究が下火の中でも活力を持って研究をされていたのかな。と。生成AIなどの台頭に依って増補された本書。未来を生きる為の必須の教養になりそうです。2025/06/07

やす

9
2024年のノーベル賞はなぜ著者の甘利さんに送られなかったのか?という疑問が結構な界隈から起きていたけれどご本人の弁が聞ける本。人工知能開発の最初期からの研究者であり重要な発見を2度行っていて情報幾何学という新しい学問分野を切り開くとまあ比肩するのは南部陽一郎ぐらいかという大学者。90近いのに今なおさかん。本書は研究の歴史を知るにはよいけれど機械学習の内容をしるにはちょっと手を抜きすぎ。でもニューラルネットでパラメータ数と層数を増やすと実は最適解が至る所に出現するなどの説明はなかなか聞けない。2025/09/23

kitten

8
図書館本。数学が絡むところはかなり難解なので、少し読み飛ばした。増補しているのは最後の2章ほどで、生成AIの発展、そして心を持つのかどうか。甘利先生の過去の業績の話の方が面白いかも。もう90歳に近いのに、すごいなあ。2025/08/11

タキタカンセイ

4
著者は数理脳科学という学問を打ち建てた開拓者ということだが、数学的教養皆無の素人にもわかりやすく深い内容だったので大変面白く読んだ。自分は画像生成AIの開発法として紹介されていた「敵対的回路網」(偽物と本物を判別する回路網と判別不可の画像を生成する回路網とを「競わせる」ことで、識別能力も生成能力も上る方法→要するに弁証法!)に驚いた。第9章ではchatGPTにこの本のタイトルで講演するには?と尋ねているのだがほとんど同じ内容で笑ってしまった。世界情勢から人類の未来まで語る著者の懐の深さに感銘を受けた。2025/10/27

iwtn_

4
私淑するお一人であり、過去にちくま学芸文庫などの難しめの本は挫折していたが、この本は新書ということもあり、書店でサイン本があったので、ミーハーだとは思ったが購入。昨今ブームのAIについて、技術的かつ歴史的な観点でまとめられている。ご自身の発見や研究についての話も挟まれている。数式はそれなりにあるが、そこを流し読みしても、ざっくりとニューロンをモデルにした最近の機械学習分野の仕組みがわかる本。良い復習になったしヒントも得た。平易な言葉で書かれているし、入門にも良さそうという、まさに良い新書のお手本のよう。2025/06/17

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