流星と吐き気

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流星と吐き気

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065394229
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

☆『死んだ山田と教室』で2025年本屋大賞にノミネートされた著者が送る”嫌愛”短編集。

登場人物は皆、身勝手でクズ。でも、そこに人間の本質があるーー。

・偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。――流星と吐き気
・アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分? サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。――リビングデッドの呼び声
・担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで?がっている人気漫画家。――種
・昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。――消えない
・かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。――プラネリウム

仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。

内容説明

答え合わせなんてしなければよかった。金子玲介が贈る嫌愛短編集。偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。―流星と吐き気。アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分?サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。―リビングデッドの呼び声。担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで繋がっている人気漫画家。―種。昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。―消えない。かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。―プラネタリウム。仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。

著者等紹介

金子玲介[カネコレイスケ]
1993年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業。『死んだ山田と教室』で第65回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

134
金子劇場にて今回上演するは、巷に溢れるアッパーなハッピー&サクセス恋愛譚に対為す、未曾有の元恋人視点から描く異色のオルタナティブ恋愛譚。偶然の元カノとの再会は運命か?、漫画家の本カレが描くアニメのモデルは私?、本カノから死を仄めかすLINEが来たら?…様々なシチュエーションが意外な繋がりで完全連鎖する五短編。恋愛の裏側にある苦く醜い現実こそ人間の本質であり、人生の真理かもしれない。『死んだ〜』シリーズからの新境地?否、さにあらず。通底するのは日常に潜むリアルな絶望とレアなる希望の炙りだし。キレ味は抜群だ。2025/06/16

itica

85
人って自分勝手なんだとつくづく思う。自分がいちばん可愛くて可哀そうでつまらなくて、そして大好きで大嫌い。かつて付き合った人への「未練」はどこまでも思い出を輝かせ、偽物を本物と勘違いさせる厄介なシロモノなのかなと、5つの連作短編を読んで思った。都合の良い恋の残り火は、容赦なく水をぶっかけて消した方が絶対いいよね。 2025/06/28

ゆみねこ

77
過去3作の「死んだ…」シリーズとはガラリと変わった作風。偶然再会した初恋の彼女に告白して既婚者である女性から気持ち悪いと切り捨てられるアーティストの話から、アニメになった作品のモデルは自分ではないかとサイン会で確かめようとする高校教師。サイン会でファンに襲われたことをキッカケに描けなくなった漫画家。5作が連作となり、ラストまで一気に読破。金子さんの新しい一面に唸らされた。次作も楽しみ。2025/06/12

星群

73
初読み作家さん。連作嫌愛短編集。〝嫌愛〟って、未知の分野かもしれない。んー、みんな黒い気持ちを吐きまくってますね。ちょっとドン引きしてます。『リビングデッドの叫び声』に出てくる漫画『君に会わなきゃ生きてられない』略して『キミイキ』が気になります。それも、裏側を知ればカオスですが、、、。何とも言えないゲンナリとした気分に陥りますが、『消えない』の結末は胸暖かくなったかな。2025/07/16

ごみごみ

62
何なんだ、このカオスな状況。元カノ元カレ狂騒曲!キモい。いやヤバい。元カノ(既婚)との偶然の再会を運命なんて言う?クリエイターになった元カレが描く人物が自分に似てるからって確かめに行く?元カレに悩み相談のメールを一方的に送り続ける?誰にでも忘れられない恋はある。でも・・「終わった人間関係に、意味なんてない」だよねー。思い出は美化したまま、胸にしまっておこう。2025/06/03

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