流星と吐き気

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流星と吐き気

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065394229
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

☆『死んだ山田と教室』で2025年本屋大賞にノミネートされた著者が送る”嫌愛”短編集。

登場人物は皆、身勝手でクズ。でも、そこに人間の本質があるーー。

・偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。――流星と吐き気
・アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分? サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。――リビングデッドの呼び声
・担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで?がっている人気漫画家。――種
・昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。――消えない
・かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。――プラネリウム

仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。

内容説明

答え合わせなんてしなければよかった。金子玲介が贈る嫌愛短編集。偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。―流星と吐き気。アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分?サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。―リビングデッドの呼び声。担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで繋がっている人気漫画家。―種。昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。―消えない。かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。―プラネタリウム。仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。

著者等紹介

金子玲介[カネコレイスケ]
1993年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業。『死んだ山田と教室』で第65回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごみごみ

49
何なんだ、このカオスな状況。元カノ元カレ狂騒曲!キモい。いやヤバい。元カノ(既婚)との偶然の再会を運命なんて言う?クリエイターになった元カレが描く人物が自分に似てるからって確かめに行く?元カレに悩み相談のメールを一方的に送り続ける?誰にでも忘れられない恋はある。でも・・「終わった人間関係に、意味なんてない」だよねー。思い出は美化したまま、胸にしまっておこう。2025/06/03

konoha

41
過去の恋愛や自分と向き合うって痛くて気持ち悪い。現代美術家の遥也が初恋の人、千瀬と秋田の流星群を見に行く表題作は「アオのハコ」みたいに甘酸っぱい展開かと思いきや辛い。その流れからの「リビングデッドの呼び声」も今度は千瀬が痛くて好き。「元恋人を今でも大事に想ってる」というほどきれいじゃなく、でも全て忘れたわけじゃない。過去の恋は成長の糧?人生の汚点?自分は違うと他人事では済ませられない。まさに流星の中で催す吐き気。文章がこなれていてセンスが良い。「消えない」のLINEは圧巻。2025/06/03

もぐもぐ

38
自分では運命の再会って思っても、現実はそんな都合よく行かないよね、な連作短編。全員被害者だけど加害者。元カレ・元カノとの偶然の再会で長年心の中で煮詰まった想いが暴走してトンデモ行動に走る姿に、気持ち悪いと思いつつ、ちょっと身に覚えのある感情も混じってて痛面白かったです。冷静に考えれば「終わった人間関係に意味なんてない」なんですよね。ちょっと不思議なタイトルも読み終わって納得。今回も金子さんの話の終わりは言葉の嵐で楽しかったです。 #NetGalleyJP2025/05/30

ゆのん

32
『今回もやってくれたな〜(笑)』と思わず言ってしまう金子玲介の新作。とにかく元カレ、元カノの粘着質な気持ち悪さといったら一言では語れない。『取り敢えず読んでみな。気持ち悪いから(笑)』と友人にも薦めてしまった。最初から最後まで『コワっ』『キモっ』と言い続けた読書はもしかしたら初めてかもしれない。では、面白くないかというと間違いなく面白い。結末を知りたくてどんどんページを捲り、どんどんドン引きしていく。登場人物達のされるのは嫌だけどするのは平気な所も怖い。初夏に一味違う怖さを感じた(笑)2025/03/02

nyanco

24
ずっとずっと好きだった人への感情。 好きな側にすれば、美しい想い出、忘れられない感情だが、相手からしたら気持ち悪い、ストーカー、吐き気がするとまで思われてしまう。 この表裏を見事に書き上げていてお見事! 唸らされました。 ◆流星と吐き気 遥也が忘れることが出来なかった初めて好きになった人、ずっと好きだった千瀬との再会から物語がスタート。 遥也側からは青春小説のような淡い想いとして描かれるが、既に既婚者となっている千瀬からするとキモイ。 →続 2025/05/20

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