出版社内容情報
上司と部下、先輩と後輩、取引先、夫婦、親子……、いつも会話がすれ違うのは、じつは対話の様式が大きく違っているから。累計100万部超の「トリセツ」シリーズ産みの親が、満を持して書き下ろしたコミュニケーションの秘訣。
たとえば会社で部下として上司に話しかけるとき、家庭で妻として夫に話しかけるとき、親として子どもに話しかけるとき、
人は無意識に置かれた立場によって2つの対話の様式を使い分けている。そしてそのとき、人はもう一方の対話様式のことに思いがいたらない。
なぜコミュニケーションはすれ違うのか、なぜ相手にイラっとするのか、なぜわかってもらえないと嘆くのか、すべてはこの対話様式の違いから始まっている。
長年の感性研究から見出された「タテ型」と「ヨコ型」という2つの神経回路。どちらも人類の生存に必須の2つの神経回路の違いが対話様式の違いにもつながっている。
その対話様式の違いを意識し、場面によってハイブリッドに使い分けをすることで、コミュニケーションが変わり人間関係も劇的に改善。
全国民必読の対話の教科書。
第1章 脳に潜む二大感性
第2章 タテ型思考vs.ヨコ型思考
第3章 対話の奥義 ~ ハイブリッド・コミュニケーション
第4章 今、対話力が問われる時代
内容説明
職場・取引先・家庭、そして生成AIとの「対話」にも。あらゆる人間関係に使える究極のトリセツ、ここに登場!!
目次
第1章 脳に潜む二大感性(「遠くの一点に集中する」のはタテ型回路;美しい使命感がゆえに「ひどい人」と言われる ほか)
第2章 タテ型思考VS.ヨコ型思考(脳の中には二つの答えがある;真理を見抜く答え、実利を手にする答え ほか)
第3章 対話の奥義~ハイブリッド・コミュニケーション(タテ型回路の対話特性;ヨコ型回路の対話特性 ほか)
第4章 今、対話力が問われる時代(無駄話ができないと、企業価値が創生できない;対話力の低い上司は、部下の発想力を奪う ほか)
著者等紹介
黒川伊保子[クロカワイホコ]
1959年、長野県生まれ、栃木県育ち。1983年奈良女子大学理学部物理学科卒。人工知能研究の立場から、脳を機能分析してきたシステムエンジニア。脳のとっさの動きを把握することで、人の気分を読み解くスペシャリスト(感性アナリスト)である。コンピュータメーカーにてAI開発に携わり、男女の感性の違いや、ことばの発音が脳にもたらす効果に気づき、コミュニケーション・サイエンスの新領域を拓く。2003年、(株)感性リサーチを設立、脳科学の知見をマーケティングに活かすコンサルタントとして現在に至る。現在は、NHKラジオ第1の生放送番組「ふんわり」の金曜パーソナリティも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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miu
Kanas