出版社内容情報
満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。
まさかゴリラに泣かされる日がくるとは――誰もが応援したくなる最強のヒロイン、ここに登場!
数多の作家、書評家、書店員の度肝を抜いた全人類必読のミステリー!!
「ダ・ヴィンチ」プラチナ本! 読書メーター「読みたい本ランキング」1位!
京極夏彦さん、宮部みゆきさん、宮島未奈さん、宮内祐介さん、
五十嵐律人さん、斜線堂有紀さん、真下みことさんなどが大絶賛!!
カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。メス、というよりも女性と言った方がいいだろう。
ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解し「会話」もできる。
彼女は運命に導かれ、アメリカの動物園で暮らすようになり、そこで出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係となった。
だが ―― 。その夫ゴリラが、人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。
どうしても許せない。 ローズは、夫のために、そして自分のために、人間に対して裁判で闘いを挑む!
正義とは何か? 人間とは何か? ゴリラの命は人間よりも軽いのか――私たちの”当たり前”を問う感動巨編。
内容説明
名前はローズ。メス、というより女性と言った方がいいだろう。高い知能を持ち、言葉を解し、「会話」もできるゴリラだ。人間の子供を助けるためという理由で夫を射殺された彼女は、人間に対し裁判を起こす。ゴリラの命は人間よりも軽いのか―。私たちの“当たり前”を問う感動巨編。第64回メフィスト賞受賞作。
著者等紹介
須藤古都離[スドウコトリ]
1987年神奈川県生まれ。青山学院大学卒業。2022年『ゴリラ裁判の日』で第64回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
さきこ
透矢