講談社学術文庫<br> 死と生の民俗

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講談社学術文庫
死と生の民俗

  • 田原 開起【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065391631
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0139

出版社内容情報

ひと昔前の、普通に生きた人々の中にある、ごくありふれた日常。そこには「死と生」にまつわる、さまざまなエピソードが共存していた――。近代化とともに「家」から死が遠ざかり、死への意識が希薄化した現代社会。明治から昭和初期の消えゆく風習を丹念に聞き取りながら、閉塞感ある今の社会の課題を解くヒントを掘り起こす。愚直で素朴で、とてつもなく豊穣な、隠れた民俗学の名著、復刊!

目次
はじめに

第一部 明治末期から大正期の「死の民俗」
1) 生の中の死
1 日々のなかにある日常の続きとしての死
2 日常を断ち切る死の予言

2) 死の儀礼に出会った体験や見聞
1 「湯灌」と奥納戸
2 「角寄せ」
3 「棺造り」や「納棺」と結核患者
4 「親戚へ音をする」「悔やみを言う」
5 「斎(とき)」
6 「葬儀」と「野辺送り」
7 「焼場」と「骨拾い」
8 「木・飯米」

3) 子どもの頃に「人の死」に出会った契機
1 葬式や野辺送りの場面に出かけた契機
2 聴聞や法事の場面に出くわした契機

4) 「人の死」は子どもにとって何であったか

第二部 明治末期から大正期の「生の民俗」
1) 大人への道・自立の旅

2) 結婚
1 仲人
2 結婚
3 こぶり合わせる
4 結婚の祝い
5 離婚

3) お産と産後
1 出産
2 団子汁
3 産湯とあと産
4 産後

4) 健やかな成長を祈る
1 五香
2 祝福
3 七歳までは神のうち
4 「拾い親」の民俗
5 子育てと戦中戦後の労働
6 休み・楽しみ・生きがい

5) 死と生の間を生きる
1 信心・感謝
2 老境(年をとらねば分からないこと)

おわりに

聴き取り対象者一覧 並びに聴き取り年月日
あとがき
解説  諸岡了介(島根大学教授)

内容説明

ひと昔前の、普通に生きた人びとの、ありふれた日常。そこには「死と生」にまつわる、様ざまなエピソードが共存していた!近代化とともに「家」から死が遠ざかり、死への意識が希薄化した昨今。明治末期から大正期の風習を丹念に聞き取りながら、不安と閉塞感に満ちた現代社会の課題を凝視する。知られざる民俗学の良書、復刊。

目次

第一部 明治末期から大正期の「死の民俗」(生の中の死;死の儀礼に出会った体験や見聞;子どもの頃に「人の死」に出会った契機;「人の死」は子どもにとって何であったか)
第二部 明治末期から大正期の「生の民俗」(大人への道・自立の旅;結婚;お産と産後;健やかな成長を祈る;死と生の間を生きる)

著者等紹介

田原開起[タハラハルユキ]
1937年広島県生まれ。広島大学教育学部卒業。広島県公立学校教員、広島県教育委員会事務局勤務。1998年、定年退職。2005年、佛教大学大学院修士課程(教育学研究科生涯教育専攻)修了。失われつつある日本の民俗文化や生活の知恵、風習の掘り起こしと再評価をライフワークとし、後期高齢者の聴き取りにとりくむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
死と生の民俗 当時の子供たちは近親者が亡くなる際の死に逝く姿に日常的に接する機会 死は決して日常から切り離されたものではない 臨終に際して故人の身体を洗い清める儀式である湯灌が重要 葬儀は地域社会の相互扶助組織である講が中心 火葬は地域社会において重要な儀礼であり様々な伝承と結びついていた 出産は自宅の納戸などで行われるのが一般的 乳幼児に母親の初乳を与える前に蕗の根の絞り汁を飲ませる 農村における労働は非常に厳しく女性も重要な労働力 児やらしと呼ばれる子供を一人前の大人として自立させるための独特な育児観2025/04/07

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