出版社内容情報
町中でバッグや財布が「連れて行って」と私を呼ぶ。置き引きがやめられない私が次に手にした物とは。
ダイエットと運動を限界まで続けてしまう婚約者。
化粧品の衝動買いが止まらない母と美容にこだわる息子、など。
何かに依存せずにはいられない人間の性を描き、強烈なインパクトを残す6編収録。新感覚短編集。
貴方は何をやめられない?
現代人の約七割が、依存症!?
盗り続けてしまう人、刺激臭が癖になる人、運動せずにはいられない人、鏡をよく見る人、
緊張すると掻いてしまう人、スマホを手放せない人ーー抜けられない、やめられない。
依存しているのか、依存させられているのか。彼、彼女らは、明日の私たちかもしれない。
──三宅香帆(書評家)
内容説明
町中でバッグや財布が「連れて行って」と私を呼ぶ。置き引きがやめられない私が次に手にした物とは/ダイエットと運動を限界まで続けてしまう婚約者/化粧品の衝動買いが止まらない母と美容にこだわる息子など、何かに依存せずにはいられない人間の性を描き、強烈なインパクトを残す六編収録。新感覚短編集。
著者等紹介
パリュスあや子[パリュスアヤコ]
神奈川県横浜市生まれ、フランス在住。広告代理店勤務を経て、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻脚本領域に進学。「山口文子」名義で映画『ずぶぬれて犬ころ』(本田孝義監督/2019年公開)脚本担当、歌集『その言葉は減価償却されました』(2015年)上梓。2019年、「惑星難民X」で第14回小説現代長編新人賞を受賞し、2020年に受賞作を改題した『隣人X』で小説家デビュー。同作は2023年に映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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