講談社文庫<br> 燃える息

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講談社文庫
燃える息

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065385227
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

町中でバッグや財布が「連れて行って」と私を呼ぶ。置き引きがやめられない私が次に手にした物とは。
ダイエットと運動を限界まで続けてしまう婚約者。
化粧品の衝動買いが止まらない母と美容にこだわる息子、など。
何かに依存せずにはいられない人間の性を描き、強烈なインパクトを残す6編収録。新感覚短編集。

貴方は何をやめられない?

現代人の約七割が、依存症!? 
盗り続けてしまう人、刺激臭が癖になる人、運動せずにはいられない人、鏡をよく見る人、
緊張すると掻いてしまう人、スマホを手放せない人ーー抜けられない、やめられない。

依存しているのか、依存させられているのか。彼、彼女らは、明日の私たちかもしれない。
──三宅香帆(書評家)

内容説明

町中でバッグや財布が「連れて行って」と私を呼ぶ。置き引きがやめられない私が次に手にした物とは/ダイエットと運動を限界まで続けてしまう婚約者/化粧品の衝動買いが止まらない母と美容にこだわる息子など、何かに依存せずにはいられない人間の性を描き、強烈なインパクトを残す六編収録。新感覚短編集。

著者等紹介

パリュスあや子[パリュスアヤコ]
神奈川県横浜市生まれ、フランス在住。広告代理店勤務を経て、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻脚本領域に進学。「山口文子」名義で映画『ずぶぬれて犬ころ』(本田孝義監督/2019年公開)脚本担当、歌集『その言葉は減価償却されました』(2015年)上梓。2019年、「惑星難民X」で第14回小説現代長編新人賞を受賞し、2020年に受賞作を改題した『隣人X』で小説家デビュー。同作は2023年に映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばゆみ

10
あらゆる依存症の人たちを描いた短編集。当事者になると自分がどの程度の依存症なのか判断しづらくなるので、その前にこういう読みものでヤバー!と感じておくのは必要だなと思ったのでした。2025/03/14

きょん

7
買い物依存、スマホ中毒、置き引き、ダイエット、みんなが何かに依存している。しかし、そんなに深刻でないというか、生きるか死ぬかとかにもならず、わりとハッピーエンドな感じで終わる短編集。 しかし、ガソリンはヤバいでしょ。でも意外と中毒者は多い模様。2025/03/04

鹿ノ子

5
依存症をテーマにした短編集。とても面白かった。2025/07/13

ササキユウヤ

2
窃盗、ガソリン、ダイエット、買い物、自傷、スマホなど…"依存"をテーマにした全6編。それぞれの主人公が対象に依存する心理的背景や離脱症状とか禁断症状の感じの描写が真に迫っていて、何かに依存している、依存した経験のある人には痛いほど伝わってくる。依存から完全に抜け出すのは難しいことだしこれからも苦しみは続くのかもしれないけど、みんな最後には希望を持って前を向き始めたのが印象的だった。2025/07/31

りか

1
さまざまな依存症が出てくる短編集。 どのお話もなかなか強烈でしたが、"燃える息"がずば抜けていました…🤔最後は光が差す終わり方でホッとして最後の最後に"あ、この人はもしや…!"となれるのも良かった。 読み終わる頃には自分は何に依存しているかな?と考えずにはいられない一冊📕わたしも何かに依存してしまうかもしれない…と考えると他人事とは思えないですね。2025/05/07

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