ちぐはぐなディナー

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電子版あり

ちぐはぐなディナー

  • 提携先に4冊在庫がございます。(2025年08月19日 05時02分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065384855
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

人生の曲がり角は、真夏のパリの晩餐にあった。

ジゼル・アリミ賞を受賞した「反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇」

8月の暑い夜。パリのラスパイユ大通りにある高級アパルトマンを1組の夫婦が訪れた。エティエンヌが旧友のレミと、レミの妻のジョアルを招いたのだ。エティエンヌの妻のクローディアを交えて、4人でディナーを囲む。弁護士で自信に満ちたエティエンヌ。運動療法士で内気なクローディア。経済学の教師で社交的なレミ。IT業界で成功を収める思慮深いジョアル。それぞれの胸に秘めた思いを抱えながら、ディナーは進行していくがーー。

踏み出してみれば、なんてことのない一歩だった。

内容説明

8月の暑い夜。パリのラスパイユ大通りにある高級アパルトマンを1組の夫婦が訪れた。エティエンヌが旧友のレミと、レミの妻のジョアルを招いたのだ。エティエンヌの妻のクローディアを交えて、4人でディナーを囲む。弁護士で自信に満ちたエティエンヌ。運動療法士で内気なクローディア。経済学の教師で社交的なレミ。IT業界で成功を収める思慮深いジョアル。それぞれの胸に秘めた思いを抱えながら、ディナーは進行していくが―。ジゼル・アリミ賞受賞。反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇。

著者等紹介

トリリ,セシル[トリリ,セシル] [Tlili,C´ecile]
パリ国立高等鉱業学校(ENSMP)卒業。2020年に非定型発達の子供たちのための学校「Walt」を共同設立。2023年、『ちぐはぐなディナー』(原題:『Un simple d^iner』)でデビュー。同年、本書で第1回ジゼル・アリミ賞を受賞

加藤かおり[カトウカオリ]
フランス語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

65
ある二組の夫婦が食卓を囲む高級アパルトマンでのディナー。はじめは平和だった晩餐がそのうち…。各々の不満や本音、感情のすれ違いー全ての思いが頂点に向かった時に何が起こるのか?目が離せない奇妙な密室劇。弁護士で自信家のエティエンヌと内向的な妻クローディア。彼らはエティエンヌの旧友レミ夫妻をディナーに招待する。教師であり社交的なレミとIT業界で成功をおさめる妻のジョアル。和やかに食卓を囲む彼らだがそれぞれに心の中で様々な思いが交錯し…。そして迎えるディナーの終わりとは。人生の曲がり角について考えさせられる物語。2025/08/02

クレイン

17
とても狭い空間で展開される物語ではあるが、密である。4人とも心のなかで思うことが多様であり、なかなかに歪みがある。前に進むきっかけは唐突には訪れるものの、まぁ良かったね、これからも頑張ってね。という気持ちにはなる。 あとカバーはずしたときのデザインが素敵だった。2025/05/05

フランソワーズ

10
二組の夫婦の密室劇。みな今夜の晩餐を楽しんでいない、四者それぞれの思いが、各人の胸中が詳細な心理描写で成り立っている(それを味わうのおすすめ)。最後はある種の”解放”ということで、袋小路に陥っていたそれぞれの関係が自由になるのだけど、結局心理的に解き放たれたのは女性ふたり。とても今日的な小説です。2025/07/12

yasuyuki suzuki

7
フランスのジゼル・アミリ賞なる賞を受賞したセシル・トリリのデビュー作2組の夫婦が集いディナー読んでいてしみじみ考えさせられる、内容に翻訳小説を忘れほど心に突き刺されました。ミステリー抜きとしての翻訳小説もぜひ読んで欲しいです。2025/02/26

只今小説熟読中

3
それぞれの内面と外面の描写の噛み合わせ方が良くて、劇を観ているようでした。 出てくる料理も美味しそうなのに、が感じられたのが味わい深かったです。 最後はスッキリしました。2025/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22531165
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品