星海社新書<br> ヴォイニッチ写本―世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む

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星海社新書
ヴォイニッチ写本―世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065383155
  • NDC分類 022.23
  • Cコード C0204

出版社内容情報

第一線の研究者が語るヴォイニッチ写本の最新研究

ヴォイニッチ写本、それは発見から1世紀余りが経過した今なお解読を拒む、世界一有名な未解読文献である。未知の言語とも暗号とも、時には捏造、デタラメとも言われるこの謎めいた本は好事家たちの関心を集め、書誌学や情報学の専門家のみならず多くの在野研究者が解読に挑んできた。小説や漫画などのポップカルチャーにも多大な影響を及ぼしている。本書はヴォイニッチ写本の研究に取り組む著者達が400年にわたる解読の歴史とともに、データサイエンスを用いた最新の研究を解説し、日本におけるヴォイニッチ写本紹介の先駆者である荒俣宏氏との鼎談を収録した、最高のヴォイニッチ写本入門である。

特別鼎談 荒俣宏×安形麻理×安形輝 収録!

*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 謎めいたヴォイニッチ写本
第2章 これまでのヴォイニッチ写本研究
第3章 データサイエンスと古い本
第4章 クラスタリングによる分析:解読の可能性そのものを判定する
第5章 ヴォイニッチ写本研究の意義と広がり
第6章 ヴォイニッチ写本の可能性とこれからの研究
特別鼎談 荒俣宏×安形麻理×安形輝

内容説明

ヴォイニッチ写本、それは発見から1世紀余りが経過した今なお解読を拒む、世界一有名な未解読文献である。未知の言語とも暗号とも、時には捏造、デタラメとも言われるこの謎めいた本は好事家たちの関心を集め、書誌学や情報学の専門家のみならず多くの在野研究者が解読に挑んできた。小説や漫画などのポップカルチャーにも多大な影響を及ぼしている。本書はヴォイニッチ写本の研究に取り組む著者達が400年にわたる解読の歴史とともに、データサイイエンスを用いた最新の研究を解説し、日本におけるヴォイニッチ写本紹介の先駆者である荒俣宏氏との鼎談を収録した、最高のヴォイニッチ写本入門である。

目次

第1章 謎めいたヴォイニッチ写本
第2章 これまでのヴォイニッチ写本研究
第3章 データサイエンスと古い本
第4章 クラスタリングによる分析:解読の可能性そのものを判定する
第5章 ヴォイニッチ写本研究の意義と広がり
第6章 ヴォイニッチ写本の可能性とこれからの研究 特別鼎談 荒俣宏×安形麻理×安形輝

著者等紹介

安形麻理[アガタマリ]
2005年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(図書館・情報学)。慶應義塾大学教授。専門は書誌学。ヨーロッパにおける初期の活版印刷技術に関心があり、グーテンベルク聖書を中心とするインキュナブラの特徴、初期の活字の分析、写本から印刷本への見た目の変化、読書の様式、資料の保存、書物のデジタル化と書誌学研究への応用などをテーマに研究している

安形輝[アガタテル]
1998年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。亜細亜大学経営学部教授、図書館長。未解読文献に加えて、大規模書誌データに基づく分析、図書館における資料選択や除籍、日本のマンガの国際的な受容、絵本やマンガの電子書籍化、情報環境が限界に近い地域での図書館のあり方などについて関心を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

51
現在時点で依然として未解読で、ひとつの単語もわかっていない隔靴掻痒な状況にもかかわらず、データの解析からここまで文書の性質について判明してしまうのかと、データサイエンスの手法と威力には驚きを隠せない。2人の著者と荒俣宏氏との鼎談がまた示唆的で、ここにきてロジャー・ベーコンとの関係が再浮上するとは意外。宗教的状況と暗号学と写本の時代が重なり合うのだから、このテクストは生まれるべくして生まれたと言うべきか。サラッとあの文字を読み書きできた、ひとりのルネサンスびとの姿を想像してもそんなに的外れではないだろうと。2024/12/25

アドソ

13
こういうのをロマンというのだろう。400年前の人が書き残した謎の文書。世界に現存するどの言語とも異なり、そもそも意味があるのかないのかすら定かではないという文書に、いまようやくデータ科学のメスが入った。いわゆる教師なしクラスタリングをやっているものと思われる。内容は依然として解明に至っていないものの、どうやら意味のあることが書いてあるらしいというところまでこぎつけた。さて、何が書いてあったらうれしいだろうか。解明されてほしい気もするし、わからないままであってほしい気もする。2025/01/09

あじむ

12
オカルト好きであれば聞いたことがあるであろうヴォイニッチ写本。いまだ未解読である不思議な本を解読するために、どのような手法がとれるのかといったデータサイエンスについて解説した1冊。 これまでいろんな人が数々の手法で解読を試みようとしていながら未解読であることを考えると、この本がいかにすごいかが伝わります。これだけやっても誰も解読できていないということに魅力があるのでしょう。 巻末には著者と荒俣宏との鼎談が掲載されています。荒俣氏の話が面白く、そして博学さに驚きました。有意義な鼎談でした。2025/03/14

k

7
データサイエンスの部分はもっと詳しく記載があっても良いと思う。索引や用語解説などもあればなー。 荒俣先生との対談は面白い。さすが荒俣先生。2025/02/01

TI

6
前回よんだ「ヴォイニッチの秘密」がトンデモ本であったのでまともな本をと思い読んだ。これはこの本ではでたらめに書いてあるのかあるいは意味のあることが書いてあるが解読できないのかを科学的に検証している。どうもでたらめではないとの事。解読はできていないが。2025/04/22

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