- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 モーニングKC
出版社内容情報
俺たちは「大きな猫」になりたかった人間同士です
里香に恋愛経験があると知った笹川。
恋愛感情を抱いたことがない自分とは違うことを知り、
里香と尾崎との関係性を、
自分が邪魔しているのではないかと心配する。
里香自身も「絶対に今後恋愛をしない」と断言できず、
一度尾崎と向き合うことを決意する。
「猫は人間のことを“大きな猫”だと思っている」。
ただの“大きな猫”として暮らしたい、
里香と笹川が選んだ選択とは――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
生まれたら、学校で頑張り、仕事を見つけ、自分の家庭を築き、子を育てる。…「一般的」とされる生き方からはずれることは、時に大きなストレスになるー数か月前より不登校気味になっている娘をサポートし、様々な人と話す中、夫と散々感じたことです。このお話のタイトルが、そのまま二人の答えです。我が家も「もう猫たちといっしょに二人と二匹で生きていこうね」と言っていた時がありました。世間の「常識」と自分たちの「笑っていられる生き方」が違うからって、いいじゃない。そんなメッセージ好きです。読んでよかった。2025/04/15