出版社内容情報
「悪役令嬢のあなたになんか王太子は渡さないんだから!」
令嬢カトリーナに言われたのは令嬢エメライン。ユリエル王太子の婚約者であるエメラインは彼が自分を溺愛しているとは気づかず、カトリーナとユリエルが愛しあっていると勘違いしてしまう!
心優しきエメラインは潔く身を引き、婚約解消に向けて邁進する。誤解を解きたいユリエルだったが、エメラインに絡んだ調査で、上手く説明できない事情もあり、悩み苦しむ。
斜め上の行動を取る公爵令嬢と愛が重いが伝えられない王太子のすれ違いラブストーリー開幕!
内容説明
令嬢カトリーナに言われたのは令嬢エメライン。ユリエル王太子の婚約者であるエメラインは彼が自分を溺愛しているとは気づかず、カトリーナとユリエルが愛しあっていると勘違いしてしまう!心優しきエメラインは潔く身を引き、婚約解消に向けて邁進する。誤解を解きたいユリエルだったが、エメラインに絡んだ調査で、上手く説明できない事情もあり、悩み苦しむ。斜め上の行動を取る公爵令嬢と愛が重いが伝えられない王太子のすれ違いラブストーリー開幕!
著者等紹介
淡雪[アワユキ]
小説家になろうで異世界恋愛モノを中心に執筆中。ハイファンタジーやミステリーが大好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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史
2
定番のアッパラパー系元主人公……じゃない!? それだけで独自性となっております。色々な意味で不憫な境遇の中で、開き直って生きることにしたらすごく魅力的になっている。監禁系王太子とか主人公も一癖も二癖もあってバリエーションは豊か。タイトル部分は100ページほどなんですが、そっから大いなる陰謀編が始まっております。ただぶつ切りで続くはいただけない(二巻出るのかしらね)。王道とはお約束であり、しかしそれだけではないからこそ深みを与えてくれる。ある意味一つのお手本のような作風なのかも。好きですねぇ。2025/08/05