講談社学術文庫<br> 古代エジプト文明―世界史の源流

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講談社学術文庫
古代エジプト文明―世界史の源流

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065382585
  • NDC分類 242
  • Cコード C0122

出版社内容情報

◆2025年「ラムセス大王展」開催!◆
◇ラメセス二世はいかにし「偉大なファラオ」となったのか?◇

―すべての道はナイル河谷へ通ず―
アフリカ最奥から到来した人々が築いた文明は、オリエントや古代ギリシアなど周辺世界に決定的影響をもたらしながら三千年の栄華を誇った。
古王国時代からローマ帝国時代まで強大なファラオたちを核にして展開した歴史は、まさしく西洋世界の源流となったのである。
古代エジプト研究をリードする著者が、古代エジプト文明を西洋世界の源流のひとつとして捉え、最新の研究成果をふんだんに盛り込みながら、教科書では描かれきれない新たな歴史像を描き出す!

◯異民族「ヒクソス」の実像&彼らとラメセス大王が戦った「最古の戦争」カデシュの戦いとは?
◯一神教の「起源」はモーセか、アクエンアテンか?
◯エジプト王国最後の象徴クレオパトラの実像は?
◯謎の民族「海の民」の正体とは?
◯「エジプトの神々」と「来世信仰」は世界にどのように広がったか?

【本書の内容】
プロローグ
序章 古代エジプト文明の誕生
第1章 ミノア文明と古代エジプト文明
第2章 異民族ヒクソスの時代
第3章 アクエンアテン王の宗教改革と多神教世界
第4章 アマルナ時代とアマルナ文書
第5章 ラメセス二世vs. ヒッタイト
第6章 ラメセス三世と「海の民」
第7章 アレクサンドロス大王とアレクサンドリア
第8章 女王クレオパトラ七世のエジプト
第9章 古代ローマ帝国と皇帝たちのエジプト文化
終章 古代エジプト文明は世界史の中へ
補章 「タニスの遺宝」が語るエジプト文化の変容

図版出典
参考文献
古代エジプト文明年表
索引

【本書より】
たとえ我々に馴染みのある教科書の中の記述はわずかであったとしても、世界史の中において、古代エジプトの果たした役割は、決して少なくはない。世界史の主人公がエジプトであった時期は確かに存在した。(中略)古代ギリシア世界も、強靱で巨大な古代ローマ世界も、あるいはビザンツ帝国もフランク王国でさえも、古代エジプトという強固な礎なくしては、世界史に名を残すことはなかったであろう。本書を読破した後、あなたは古代エジプトとはすでに失われてしまった過去の文明ではないことに気づくはずである。古代エジプト文明の血脈は、人々の記憶の中へと潜り込その後も世界史の中で脈々と流れ続けているのである。

*本書の原本は、2012年に講談社選書メチエより刊行されました。

内容説明

すべての道はナイル河谷へ通ず―アフリカ最奥から到来した人々が築いた文明は、オリエントやギリシアなど周辺世界に決定的影響をもたらしながら三千年の栄華を誇った。古王国時代からローマ帝国時代まで強大なファラオたちを核にして展開した歴史は、まさしく西洋世界の源流となったのである。最新研究の成果を取り入れて常識を刷新する通史!

目次

序章 古代エジプト文明の誕生
第1章 ミノア文明と古代エジプト文明
第2章 異民族ヒクソスの時代
第3章 アクエンアテン王の宗教改革と多神教世界
第4章 アマルナ時代とアマルナ文書
第5章 ラメセス二世vs.ヒッタイト
第6章 ラメセス三世と「海の民」
第7章 アレクサンドロス大王とアレクサンドリア
第8章 女王クレオパトラ七世のエジプト
第9章 古代ローマ帝国と皇帝たちのエジプト文化
終章 古代エジプト文明は世界史のなかへ
補章 「タニスの遺宝」が語るエジプト文化の変容

著者等紹介

大城道則[オオシロミチノリ]
1968年、兵庫県に生まれる。バーミンガム大学大学院古代史・考古学科エジプト学専攻修了。関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学文学部教授。専攻は古代エジプト史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

15
古代エジプト通史を期待したが、文字通り古代エジプト文明史だった。通史的な面もあるものの、アマルナ時代、ラメセス2世の時代といった具合に特定の時期をピックアップするという方式で、文明のあり方や文明の伝播に多く紙幅を割いている。文明の伝播に絡めてアレクサンドロス大王を大きく取り上げるというのは古代エジプト史としてはちょっと変わってるかもしれない。アレクサンドロス以後の時代だけで本編9章分のうち3章分を占めている。それでもポンペイの遺物からエジプトの要素を見出す話なんかは面白い。2025/03/03

ポルターガイスト

2
タイトルから受ける印象とは少し違った。もっとエジプトそのものに焦点を当てた本かと思ったが,エジプト周辺の地域とエジプトの関係性が強調されていてよかった。特に前半はクレタ文明とエジプトの関わりに始まり,アクエンアテンと一神教,ヒクソスや「海の民」の位置づけなど,帯にあるように古い歴史観を刷新するような論考が多く読み応えがあった。ただアレクサンドロス大王以降についてはちょっと飛ばし飛ばしな印象。別に悪くはなかったけど,やっぱりアッシリアやアケメネス朝の記述は欲しかったかなあ。2025/04/12

Go Extreme

1
基本要素: ナイル川 ファラオ ピラミッド ヒエログリフ 神殿 王朝 宗教 死後の世界 神官 社会構造と経済: 階層社会 農業 交易 商人 貴族 奴隷 職人 経済 穀物 政治と軍事: 統一王国 王権神授 異民族 侵略 ヒクソス 海の民 ラメセス二世 カデシュの戦い 文化と知識: 天文学 医学 文学 美術 彫刻 葬祭文化 書記 一神教 アクエンアテン アマルナ文書 他文明との交流と影響: ミノア文明 ヘレニズム アレクサンドロス大王 クレオパトラ プトレマイオス朝 ローマ帝国 イシス教 オベリスク 文化交流2025/02/15

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