講談社文庫<br> 草の陰刻〈下〉 (新装版)

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講談社文庫
草の陰刻〈下〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065381908
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

松山地方検察庁地方支部失火事件から端を発した、検事瀬川良一の探索は、巨悪の昏い過去に迫りつつあった。
失火事件で喪われた昭和25年の大島信用金庫殺人事件の記録を復元しようとする瀬川の執念で、重要な証人、当時被疑者とされた山口重太郎の協力で、一気に核心に迫りつつあった。
だが中学を出た娘の東京のデパートへの就職についてきた山口重太郎が、瀬川の使いだと騙った一味にさらわれてしまう。信用金庫の事件の担当検事で、交通事故で亡くなったばかりの大賀庸平の娘冴子も、ようやく瀬川に協力の姿勢を見せつつあった矢先だった。
冴子が示唆した実力者「S」とは、大島信金の職員から、後ろ暗い過去を重ね、群馬の代議士夫妻に取り入り、地盤を乗っ取りのし上がった、山岸正雄改め佐々木信明なのか。
松山地検支部の火災が放火でなく失火と結論づけられている以上、支部の責任検事だった瀬川は覆して覆して、検察当局や警察の手を借りることはできない。
庸平が親しかった四谷署の平塚刑事の協力で、大切な証人は失わずにすんだものの、徒手空拳で若い検事が実力派代議士佐々木信明に迫るには、まだまだ手駒が足りなかった……。
巨匠松本清張のミステリー代表作、読みやすい新装版に!

内容説明

迷宮入りとなった昭和二十五年の信金理事殺人事件。だが当時の被疑者や担当刑事が次々と行方不明に。手段を選ばず、忌まわしい過去を隠蔽しようとする強かな代議士佐々木信明に不審がつのる。前橋に異動後も検事瀬川は、地検支部庁出火事件の不可解な一夜を解き明かそうとしていた。不朽の検察ミステリー!

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県に生まれる。朝日新聞西部本社広告部をへて1952年に発表した『或る「小倉日記」伝』で第28回芥川賞を受賞。1956年頃から推理小説を書き始める。1967年、『昭和史発掘』など幅広い活動により第1回吉川英治文学賞を受賞。1970年に第18回菊池寛賞を受賞。現代社会をえぐる鋭い視点と古代史に始まる深い歴史的洞察で幅広い読者を得、日本を代表する作家であった。1992年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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