講談社文庫<br> 幻告

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講談社文庫
幻告

  • 五十嵐 律人【著】
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  • 講談社(2025/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065381809
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「僕の父親は無実だったのかーー?」
時空を超えた法廷で、奇跡を手に入れろ。
感動のタイムリープミステリー!

裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!

内容説明

裁判所書記官の宇久井傑は、犯罪者の息子だという秘密を抱えて過ごしている。ある日、法廷を出た瞬間、父親の刑事裁判―第一回公判期日が開かれた五年前に遡っていた。調書を読み返すうちに冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返して事件の真相を追うが。感動のタイムトラベルミステリー。

著者等紹介

五十嵐律人[イガラシリツト]
1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業、同大学法科大学院修了。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
刑務所にいる父親と過去を捨て、裁判所書記官として働く宇久井傑。ある日、法廷で意識を失った傑が、五年前父親が有罪判決を受けた裁判の日にタイムリープするリーガルミステリ。当時の事件資料を読み返すうちに父の冤罪の可能性に気が付いた傑が、判決を覆すためタイムリープを繰り返しながら真犯人を探していく展開で、真相を突き止めて過去を変えると未来も変わってしまう状況に試行錯誤を続ける中、相関関係にあるいくつかの事件の存在も明らかになって、裁判官の鳥間と一緒に最善の道を模索し続けた先にたどり着いた結末が印象的な物語でした。2025/01/16

グレートウォール

7
タイムスリップ×リーガルミステリーという特殊設定で家族の関係性を描いた五十嵐律人さんらしい物語だった。抜群に頭の良い脇役が出ることは良くあり、本作でも読者がついていけないようなトリッキーな発想で活躍する人物がいて楽しい。何度もタイムスリップを繰り返し、時間軸を整理して読まないと理解できないが、きれいにラストまでまとめ上げたのはさすがの一言。 リーガルミステリーを得意とする作家は多いが、五十嵐律人さんもその担い手として、これからも何かと法律を掛け合わせた傑作を生み出してくれるのであろう。楽しみでならない。2025/02/22

yupaki

6
同じ罪は二度と裁けない。書記官の傑は裁判の後に気を失い気付けば過去に戻っていた。戻った先で行われている実父のわいせつ容疑での裁判。過去と今を行き来する中で見つけた実父の無罪への道しるべ。未来を変えるべく密告した先にあったのは父の死であった。父を無実の罪で有罪にするか、無罪を証明して死に繋げるか。傑は父を救う道を渇望し、あがく。【感想】タイムリープもののお約束だけど混乱混乱。それでもリーガルミステリー×タイムリープという目新しさでなんとか食いついて読み切った先には大きな満足感が。2025/05/16

nil

5
面白かった!タイムリープものもリーガルものも大好物なのでわくわくしながら楽しく読めた。過去と現在の行き来が多くそれぞれの「今」がどの時点なのか混乱する部分も若干あったが、それでも終盤にそれまで散りばめられたピースがカチリカチリとはまっていく様は最高に心地よかった。『法廷遊戯』が映像化されていた気がするがこちらの作品も映像映えしそう。2025/03/07

KDS

5
タイムリープによって過去に戻った裁判所書記官の宇久井傑が、父親の冤罪をはらすために奔走する物語。タイムリープといっても意識だけが過去の傑に乗り移るといった形で、二人の傑が存在するなどのパラドックスは起こらない。母親と離婚して自分達を捨てたあげくに犯罪者にまで落ちぶれた父親を憎んでいたはずの傑の心情が、タイムリープを繰り返すうちに大きく変化していく。しかし冤罪が証明されても待ち受ける未来がさらに不幸なものだったとしたら、過去を変える必要はあるのか?序盤はややこしく感じたが途中からは一気に面白くなる。傑作!2025/01/25

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