出版社内容情報
「形而上の存在の逆説を導き出す」映像というメディア「サブカルチャーとサブカルのハザマ」から始まった考察は、文学、哲学、社会学…、様々なフィールドを越境、流浪しながら、普遍的な構造、逆説のさらなる探究、メタレベルの意識の高見へ。
人は揺れる。情報と教養のハザマで人は成長を求め続ける。
「欲望のサブカルチャーシリーズ」ほか、数々のNHK異色教養番制作で著名な著者が伝える、Ai化と脳化、二極化と分断が進む社会にいま求められる日本的サブカル的思考法。なぜ世界はニッポンのサブカルチャーに惹きつけられるのか。
内容説明
越境しながら普遍的な構造を探究。二極化と分断が進む時代と社会にいま求められるメタレベルの意識の高みへ。人は揺れる。情報と教養のハザマで、人は成長を求め続ける「見たいようにしか見ない」人間の性が、欲望を錯綜させる…。映像と言葉のハザマで思考、表現し続ける著者の異色の教養論!分断の時代のジレンマを超えていく、サブカルチャー的思考法。
目次
1章 「サブカルチャー」と「サブカル」のハザマで
2章 「流れ」と「構築」のハザマで
3章 「情報」と「教養」のハザマで
4章 「伝える」と「伝わる」のハザマで
5章 「多様性」と「協調性」のハザマで
6章 「承認欲求」と「自己実現」のハザマで
7章 「ポップ」と「シリアス」のハザマで
8章 「表象」と「実際」のハザマで
9章 「仕事」と「余暇」のハザマで
10章 「唯物論」と「唯心論」のハザマで
11章 「日常」と「非日常」のハザマで
12章 「映像」と「言葉」のハザマで
著者等紹介
丸山俊一[マルヤマシュンイチ]
1962年長野県松本市生まれ。近代経済学からマルクス経済学、現代思想からサブカルチャーまで様々な領域を幅広く吸収し、慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHK入局。数多くの教養エンターテインメント、ドキュメントを開発。時代の潮流を捉えた異色の教養番組を企画、制作し続ける。現在、NHKエンタープライズ社会文化部エグゼクティブ・プロデューサー。立教大学大学院社会デザイン研究科特任教授、東京藝術大学客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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