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出版社内容情報
「なぜ7年前10歳だったあの子が今美人局みたいなことしなきゃいけなくなったのか」
その理由を探り、手を差し伸べるため再結集した間戸たち4人。
しかし、4人で集まってワイワイしているうちに
それぞれの抱える秘密まで明らかになっていくことに。
そんなある日、突如アマネの友人であり佐津川の息子でもある万里が
木目田の元に「アマネを助けたい」と頼ってきて――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
中絶の是非を問うているというよりかは、結局のところ男女の不平等を改めて明らかにしようと、この漫画はしているのだ。「なんで女だけが防ぐとか産むとか堕ろすとか一人で考えなきゃいけないんでしょうか」あるいは「苦渋の決断でーー…自分が人生を死守するために自分の妊娠を中絶する事がどうして国とか法律に目を瞑ってもらった罪になるのか」それでいて本作は、エンタメ精神を片時も忘れない。真純会定例親睦会の場面は、新井英樹を彷彿させる滑稽な熱を感じさせる。2025/01/25
空のかなた
16
結婚詐欺師と疑われている根無し草のようなイケメン。余りにドケチで自分の価値観に固執した挙句、妻から離婚を突き付けられた男性。アルコール中毒で親権も取り上げられ、しかも今も夫のDV呪縛下の女性。他人に頼。すぐにてんぱって訳の分からない事を口走ってしまう女性。会話の量も多いし、群集劇のように展開がどんどん飛ぶしで、読むのも大変。妊娠する、中絶する、産み育てる事を、何故女性だけに決断させるのか!と突き付けてくる。このまま突っ走るのだろうか、次刊も。2025/03/06
毎日が日曜日
8
★★★2025/01/27