講談社学術文庫<br> 日本動物民俗誌

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講談社学術文庫
日本動物民俗誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065379356
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0139

出版社内容情報

山海の神か、田の神か。贄か、神使か、妖怪か――。
サル・キツネ・オオカミ・クマからネコ・トリ・ムシ・サカナまで、日本人は動物たちをいかに認識し、どのような関係を取り結んできたのか。膨大な民俗資料を渉猟し、山/海、家畜/野生、大きさ、人との類似などの基準によってその歴史と構造を明らかに!
25種の動物ごとの章立てで、「事典」的なニーズにも対応。
(解説:小松和彦)

【本書に登場する主な動物たち】
[キツネ]気高き神の使者は、やがて商業神、憑きものへ
[イヌ]化け物の正体を見破る特異な辟邪力
[ネズミ]経典荒らしが転じ、仏法の守護者に?
[オオカミ]なぜオオカミだけ? 「産見舞い」に赤飯を
[ネコ]擬人化の果てに、愛する人の形代に
[サカナ]山神はなぜ毒棘持ちのオコゼを愛したのか
[ウサギ]ウサギvs.サルvs.カエル「動物餅争い」の結末は?
[カニ]甲に浮かぶ悲運の英雄たちの無念
……

内容説明

山海の神か、田の神か。贄か、神使か、妖怪か―。サル・キツネ・オオカミ・クマからネコ・トリ・ムシ・サカナまで、日本人は動物たちをいかに認識し、どのような関係を取り結んできたのか。膨大な民俗資料を渉猟し、山/海、家畜/野生、大きさ、人との類似などの基準によってその歴史と構造を明らかにする、動物民俗事典の決定版。

目次

サル
キツネ
トリ
シカ
イヌ
タヌキ
イノシシ
ムシ
ネズミ
オオカミ
ウシ
クマ
ネコ
サカナ
ウサギ
カニ
トカゲ
イタチ
ヘビ
カエル
ウマ
カワウソ
クモ

要約・結論および補論

著者等紹介

中村禎里[ナカムラテイリ]
1932‐2014年。東京生まれ。立正大学名誉教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Nao Funasoko

14
メイン読みの本の合間にポツポツリと興味ある項目から順に拾い読みでようやく読了。 著者の脳内にはいったいどれだけの情報量が収められていたのか、参考文献の幅の広さに驚愕の思い。 「宗像教授シリーズ」(星野之宣)読解のための参考書として有用。2025/03/04

Go Extreme

3
説話の概要: トリと樹木の神話ー「今昔物語」・ヤマドリのトリ トリの象徴性ー樹木の神および土府の山神の可視的な姿・樹木の化身 ヤマドリとニワトリの対比ー奈良時代・平安時代の人々の意識や思想象徴 土着神と仏教の影響: 神の敗北と信仰の変遷 動物の象徴性と役割: キツネとオオカミー信仰の共通性 イヌー人との関わり: タヌキー妖怪性と神の役割 ヘビの役割ー神と死の象徴 山神や水神・農耕神&死霊の象徴 ヘビ信仰は現在も残存 ネズミー神と人の関係: 動物神の変遷: 神使→妖怪 動物神は神使と妖怪に分化2025/01/28

コオロ

2
伝承や民話などに登場する「動物」の扱われ方を分析し、その変遷を歴史的根拠を示しながら明らかにする本。それまで神そのものとされていた獣が、仏教の台頭で「神の使い」にランクダウン(あるいは怪異への零落)するケースの多いことよ。役に立つかどうかで信仰したり害獣にしたり、人間って勝手だね。2025/04/05

たこたこ

1
前提として民俗学の知識が無いと理解するのが難しく、自分は半分も落とし込めなかった。分かる部分のみ読んだが、そこだけでもなるほどと勉強になることがあった。分類学が根ざす前、民俗学的には類似した動物は代表的なものに一緒くたに吸収されてしまう(イタチ、オコジョ=ネコ)など、自分が当時存在すれば「確かにそうなるかも」と思える。クモはカニと似ているから水神としての性格を持つなどの連想も面白い。2025/04/26

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