出版社内容情報
がっこうのつうがくろ、いえのなか、びっくりするようなところにあるカプセルトイをガチャガチャしてみると…?
ガシャッ! ゴロン! ポン!
カプセルの中から出てきたのは、なんと、ねずみ!?
「ぼくは がっちゃんだ。きみの ねがいを ひとつだけ、かなえて あげる。ゆめを、いって ごらん!」
みんなは「うちゅうひこうしに なりたい」とか「どこにでも いける スケボーが ほしい」とか、いろいろな「ゆめ」をがっちゃんにいいますが…。
「こんなカプセルトイがあったらな!」とゆめがふくらむ童話です。
累計200万部の大人気シリーズ「おばけずかん」の最新シリーズ。
漢字がつかわれていないので、小学生からひとりでよめます。
★出てくるみんなの「ゆめ」
うちゅうひこうしに なりたい
はなす ぬいぐるみ
みらいに いきたい
どこにでも いける スケボー
内容説明
ガシャッ!ゴロン!ポン!へんなところでカプセルトイにであったあなたはラッキーすぎる!ゆめをかなえてくれるふしぎなカプセルトイかもしれません。小学1年生から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
東京生まれ。おもな作品に「ペンギン」シリーズ、「おばけずかん」シリーズ
ふじはらむつみ[フジハラムツミ]
埼玉生まれ。元中学校美術教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
13
カプセルトイがおもわぬところに。ねずみの絵が描かれたコインには「これをいれて、ハンドルをまわせば、あなたのゆめがかなうかも。」まわして出てきたカプセルをあけるとねずみみたいなものが大きくなって「ぼくはがっちゃんだ。きみのねがいをひとつだけ、かなえてあげる。ゆめを、いってごらん!」さやかさん、るみさん、せいやくん、りゅうくんの場合。夢が変わったり、もっと言い方を変えようと思ったり、自分で考えて行動したり。さすがの斉藤洋さん。絵はカラーと白黒。斉藤洋・作 ふじはらむつみ・絵 2025年2月発行【62】2025/04/26
yurika
1
今どきっぽい?本だなぁと思いますが、一人読みに慣れない子でも楽しく読めそう。私は、最初のお話が好きでした。たとえ夢が叶っても思っていたのと違うことはあると思います。でも、失敗と思うのではなくその経験からまた次の目標を持てたらいいと思うのです。2025/05/02
遠い日
1
斉藤洋さんの新シリーズ。不意にどこからともなく現れる、がっちゃん。ひとつだけ夢を叶えてくれるという。コインを拾って入れてカプセルトイを回すと、出てくる夢のアイテム。4人の子どもが遭遇するがっちゃんですが、子どもたちの夢を叶えながら、人間の心の作用を教えてくれています。夢が叶っても飽きてきたり、夢の伝え方が不十分だと後から困ったことが起こったり。それを子どもたちは学んでいきます。時として願いというのは、今を抜け出すための方便だったりするのかな?2025/02/27
たくさん
0
ゆめをかなえる。叶ったらいいなあっていつも小さいころから思ってきた。今の子どももだいたい同じだろう。すっと今の夢が言える子供たち。深く物事を考えても浅かったとしても前向きに自分を進められることはよくわかる。よくある自業自得的な、欲望を出したら悪い部分に足をすくわれる、というものでなく、ちゃんと夢が自分に寄り添ったり自分の成長に帰するところが今の時代にあっている気がするいい本でした。#NetGalleyJP2025/02/25